最近、テレビやSNSで話題になっている宮城県内の施設があります。
それは
イーレ!はせくら王国 という施設。
どうやら300円というリーズナブルな価格で、子どもたちが楽しめる広場があるらしい。
仙台周辺は、近隣の県と比較して遊べる場所の選択肢が少ない~と言われていて(実際に思ってます)、

一体どんな場所なんだろう!
と気になったので、早速行ってみました。
同じように、

どんな施設なの?

待ち時間や料金などは?
など気になっている人のために、今回行ってみて感じたことについてまとめてみました!
イーレ!はせくら王国とは
まずは【イーレ!はせくら王国】の基本情報から。
仙台駅から車で約30分
イーレ!はせくら王国は、仙台駅から車で約30分ほどの場所にあります。
周辺には、国営みちのく湖畔公園や秋保温泉などもあります。
私自身、湖畔公園や秋保温泉には何度も遊びに行ったりドライブに行ったことはあったのですが、今回初めてイーレ!はせくら王国の存在を知りました。
イーレ!はせくら王国自体は、一日過ごせるような規模ではないので、行く前や帰り際に寄り道できそうなスポットが近くにあるのはいいですよね♩
廃校を利用した地域密着型商業施設
【イーレ!はせくら王国】という変わった名前ですが、
イーレ!とはスペイン語で「行こう!」
という意味らしいです。
すっかり外観の写真を撮ってくるのを忘れてしまったのですが、廃校となった支倉小学校の校舎を利用した施設です。
「食べる・遊ぶ・集う」をテーマとした施設で、食と体験の文化交流施設として2018年にオープンしました。
2025年2月1日には新テナントとして木製のおもちゃを多数取り扱っているおもちゃ屋さん【ユーロバス】がオープンしたばかりです。
それに伴い、木育広場として【里山エスクエラ】という遊び場もオープンしました。
営業時間、定休日
イーレ!はせくら王国の公式ホームページは現在閉鎖中らしいので、公式のInstagramで情報を確認してみてください。
定休日は毎週火曜日。
営業時間は10:00~18:00で、土曜日のみ21:00まで営業しています。
駐車場
駐車場は、旧小学校のグラウンドになります。
広さは十分にあるので、駐車できないということは無さそうですがコンクリートなどで舗装されているわけではないので雨の日や雨上がりの日は足元が泥だらけになります…(笑)
出入り口は二か所あり、グラウンドの正面から入る方と脇から校門?の方から入る方とがありました。
建物は目立つのですぐ分かりましたが、駐車場が

ここだよね?入っていいんだよね?
という感じでした。
室内の様子
では、入ってみましょう!

小学校の面影がかなり残っている室内に入ってみます。
決して広くはないスペースですが、色々とあるみたいです。
農産物直売所&東北逸品マーケット ハセコレ
入ってすぐの場所にハセコレという産直市場のようなお店がありました。

地元の農家さんが育てた野菜のほか、おしゃれなチョコレートやケーキなども置いてありました!
2階にある珈琲焙煎所で自家焙煎しているという珈琲豆やドリップバッグコーヒーも販売していました。
残念ながら私の行った時間帯には商品は並んでいませんでしたが、スイーツやドリンクなどがテイクアウト出来るコーナーなどもあるようです。
大きなニンニクや里芋の量り売りコーナーなどもあり、見ていて楽しかったです。
オープンラウンジ
こちらは2階にあるオープンラウンジの様子。

ちょっとした休憩スペースに、輪投げやちょっとした遊べるものが置いてありました。
ピアノや木琴・鉄琴などの楽器も置いてあるので、自由に遊ぶことができます。

このスペースは無料のコーナーになるので、空いた時間や待ち時間などに遊んで過ごせてよかったです。
カフェ マル
産直市場と共に話題になっているのが、こちらのカフェ。
手作りカレーと、自家焙煎のコーヒーを売りにしているようです。
気になったので、ぜひ行ってみたかったのですが・・・
遊び場で遊び終わったころには、カフェはお昼ご飯を求める人で長蛇の列に。
流石にカフェも長時間待つわけにはいかなかったので、今回は断念しました。
遊び場もカフェも楽しみたい、という人は12時前くらいに来店し、ゆっくりカフェで食事を楽しんだあとに午後の部の受付が始まる前に遊び場に並ぶ、というのがスムーズで良さそうです。
木のおもちゃショップ ユーロバス
1階にある木のおもちゃショップが、ユーロバスフルール。


可愛らしいおもちゃたちがたくさん並んでいて、思わず手に取りたくなります。
出産祝いや、贈り物としても良さそうなアイテムがたくさん並んでいました。
一回300円や600円の木製おもちゃが入ったガチャガチャも置いてあり、我が子にせがまれて大変でした…(笑)
木育ひろば 里山エスクエラ
では、今回の一番の目当てだった里山エスクエラについて。
土日はオープン前から長蛇の列
まず驚いたのが、私たちが行った土日にはオープン前に長蛇の列が出来ていたということ。
私たちもオープンと同時の10時には駐車場についていたのですが、それでも入口にはかなりの人数が並んでいました。
施設のオープンとともに、ほとんどの人が木育広場へと向かっていました。
2025年2月1日にオープンしたばかりということもあり、テレビで取り上げられていたこともあり話題になっている場所なのでしばらくは土日の間は混雑しそうです。
木育広場に入れるのは60名程度
それでもオープンと同時くらいに入れたので、すぐ遊べるかな~と思っていたのですが…
木育広場は、教室一つ分程度の広さしかないので一度に入れるのはせいぜい60名程度。
この日も多くの人が並んでいたこともあり、私たちの直前で一巡目の入場が締め切られました…!
なんと待ち時間は一時間…!!!!
オープンに合わせて早めにきたのに、まさか何もせずに一時間も待つことになるとは…
待ち時間の間は、代表者以外は自由に過ごせる
まさかの一巡目に入ることが出来ず、一時間以上は待つことに。
受付が出来るようになるまでは、列に並んで待機することになりました。
この日は未就学児も連れていたので、待っている間どうしよう…と思っていたのですが、お店の方の説明によると
受付をする代表者1名以外は、他のスペースで自由に過ごして良い
とのこと。
一時間以上も待機して並んでいることは難しかったので、先ほど紹介した2階のオープンラウンジで過ごすことにしました。
小さな子どもを連れて木育広場へ遊びに行こうと考えている人は、大人2名以上でないと、代表者が長時間待つということが出来ないので厳しいかもしれません。
土日は午前の部・午後の部の二部制
行ってみて初めて知ったことだったのですが、土日のみ入場の仕組みが異なるようです。
土日に限り、午前・午後の二部制での受付、入場になるそうです。
公式Instagramの情報によると、
午前の部は10:00~13:00/午後の部は14:00~17:00
だそうです。
それぞれ入場料は年齢問わず300円です。
13:00~14:00は、清掃・換気のためお休み。
受付終了時間は、終了1時間前らしいのですが、私たちの行った日はかなり混んでいたので10:30過ぎくらいには午前の部の受付が終了していたような気がします…。
実際、この日は11時になってもかなりの人数が待っていたので、11時に並んでも入場できるのは12時すぎ。
遊べる時間は一時間もない、と考えると早めに受付を終了してもらった方が諦めもついていいかもしれませんね。
土日の料金表
壁面に料金表があったので、載せておきます。

土日のみの料金表なので、平日は異なるようです。
また、今はオープン直後で一番混んでいる時期だと思うので、今後システムは変わっていく可能性があります。
混雑が落ち着いてから行く場合には、今一度公式の情報を確認してみてくださいね。
一時間待ちの末、ようやく入場
10時から並び始めて一時間、ようやく入場できました。
木育広場の入場制限は先にも書いたように60名程度。
一時間経ったら入場ができる、というわけではなく一巡目に入場した人で途中で退出する人がいれば空いた人数分だけ入場ができるという感じでした。
受付はユーロバスのレジカウンターで
木育広場への入場受付は、ユーロバスのレジカウンターでできました。
小さな紙に利用人数と代表者の電話番号を記入しました。
支払い方法は現金以外も可◎
支払いは、現金のほかにも各種クレジットカードのほかにも交通系ICやQRコード決済もできました。
ペイペイは不可でした。
再入場は不可
土日は混雑しているので遊び場に入場したあとは、途中で別の場所に遊びに行ったりカフェに行ったりすることはできません。
トイレ程度の出入りは可能らしいのですが、それ以外での再入場はできないようでした。
実際、かなりの人が広場の外で長蛇の列で並んでいるので、長い間退出していたのにもう一度入りたい!なんて出来る雰囲気でもありませんでしたが…。
広場内は温かい木の雰囲気
やっと里山エスクエラ内に入ることができました。
エスクエラというのは、スペイン語で学校という意味らしいですよ。

木製のおもちゃがたくさん
定員60名程度ということもあり、こじんまりとした室内ではありましたが部屋中にたくさんの木製おもちゃが置いてありました。
木のボールプール

木のおもちゃが多いので、部屋が木のいい匂いがしました。
牛の乳搾りができる仕掛けおもちゃ

口からボールを入れてレバーで飲み込ませると、ボールがお乳かお尻から出てくるという仕掛けおもちゃ。
みのむし集め

木の中に隠れているみのむしを、磁石のついた棒で集めるコーナー遊びも。
思い切り楽しめるのは小学校低学年までか…?
上で紹介したのはごく一部で、他にも
- ボールを転がすコース
- ボードゲーム
- ままごとコーナー
- カプラ、積み木
- 家など大型のものが組み木?で作れるコーナー
などがありました。
ただ、どのコーナーを見ても未就学児が楽しむようなおもちゃが多い印象でした。
小学校高学年のお子さんもちらほら見かけましたが、狭い教室の中だと少し飽きてしまうかもしれません。
ただ、遊びのコーナーが多いのと、児童館に置いてあるようなボードゲームはたくさんあるので、遊べなくはないと思います。
しかし教室一つ分のスペースに、大人も子ども合わせて60名もいるので、落ち着いた雰囲気ではありませんでした。
実際に遊んでみると、未就学児程度の子どもが、“保護者に見守られながらゆったり遊ぶ場”という印象を受けました。
天候に左右されないのはGOOD
小さなスペースなので、保護者がゆったりと待つようなスペースはありません。
思い切り体を動かすようなスペースもないので、活発で動きたいお子さんには不向きかもしれません。
が、完全に室内になるので寒い日や雨天でも楽しめるというのはいいと思いました。
屋外でも遊べる
廃校を再利用しているので、校庭の部分も利用することができるようです。
キャンプ場
校庭の一部はキャンプ場として利用できるようです。
こちらも公式Instagramがありました。
夏場にテントを張ってバーベキューを楽しむこともできるなんて、すごい施設だ…!
冬場はそり遊びも
冬場は、校庭に雪が積もっていればそり遊びもできるようです。
私たちの行ったときには、校庭の隅っこにある築山に少し雪が残っていた程度ではありましたが、近くにそりが置いてあり、無料で使用することでできるようになっていました。
公園よりも広いスペースがあるので、周りを気にせずそりで遊べるのは嬉しいですね。
外遊びもしようかな、と思っている人はお子さんの着替えも必須になりそうです(笑)
まとめ
2025年2月1日にリニューアルオープンしたばかりの話題の施設【イーレ!はせくら王国】に行ってきました。
廃校を再利用したということもあり学校の面影を残しつつ、地域の人や訪れる人が楽しめる施設になっていて面白いと思いました。
木育広場の里山エスクエラは、話題性の高いスポットということもありかなり混雑していました。
大きな施設ではないので、混雑している場合には待ち時間がかなりあります。
行く時間帯によっては、遊ぶ時間があまりないという場合もあるかもしれませんので、確実に遊ぶ時間を確保したいという場合には、遊び場がオープンする時間より前に待っていた方がいいのかもしれません。
もう少し時間が経ち、混雑が解消されるようになれば二部制のシステムも変わるかもしれませんが、しばらくの間は注意が必要ですね。
待ち時間が長かったので入場するまでは大変でしたが、広場自体は木の温もりが溢れる素敵な遊び場でした。
小さな子から小学生まで、色々なおもちゃに触れて遊べて楽しむことができました。
天候に左右されず遊ぶことの出来る施設なのに、300円というリーズナブルな価格は、人気が出るのも納得でした。
遊び場の他にもカフェやキャンプ場など、家族で楽しめる施設がたくさんあるので、もう少し人気も落ち着いてきたらゆっくりと楽しみたいと思いました。
こちらの記事もぜひご覧ください。
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