タッチレス水栓はデメリットが多い?後悔しない方法

家づくり

我が家を建てるときに、絶対に採用したかったものが3つありました。

それは、

  • ガス衣類乾燥機 乾太くん
  • タッチレス水栓
  • 天井付けスピーカー

です。

結局は3つ全て採用して、快適な生活を送っています。

乾太くんについても、天井付けスピーカーについても以前に記事を書いていますので、気になる人はそちらもご覧ください。

タッチレス水栓とは

タッチレス水栓は、水栓についているセンサー部分に手をかざすことで水を出したり止めたりすることができるタイプの水栓です。

ショッピングモールなどのトイレにもセンサーがついていますが、水が出る吐水口にセンサーがついているハンズフリータイプになります。

ハンズフリータイプは、吐水口に近づけている場合だけ水が出るようになっていて、こまめに水が止まります。

一方でタッチレス水栓はセンサーに手をかざさないと水は止まらないので、調理中や皿洗い中にも水を出しっぱなしにすることが可能です。

タッチレス水栓のメリットデメリット

では、私たちがタッチレス水栓を検討したときに考えたメリットとデメリットについてです。

採用する上でのデメリット

使用するためには電気が必要

まずは、使用するために電気が必要になるという点です。

センサーで水を出したり止めたりするようになるので、停電などの場合はセンサーが使用できなくなります。

もちろん停電で止まってしまった場合でも、メインバルブを手動で開けるなどして普通の水道のように使用できる方法はありますが・・・。

そして、電気を使用する水栓になるので自分で設置することができません。

電気工事が必要になるので、あとからタッチレス水栓にしたいと思うと配線工事などが余計に大変になってしまう可能性もあります。

電気工事が面倒だという場合には、電池タイプのものがあるのでそちらを検討するのもアリです。

反応にタイムラグがある

もう一つは、センサーで浄水・原水を切り替えて出すことができるのですが、特に浄水を出すときにはセンサーが反応してから出てくるまでにほんの少しですがタイムラグがあります。

止めるときにも浄水の時には止まってからもチョロチョロと出る感じがあります。

使っているうちにこんなもんか、と慣れてきます。

センサーだけでは水量の調節が出来ない

もう一つ気になることは、センサーに手をかざすだけでは水量の調整が出来ないということです。

タッチレス水栓では、水量を固定した状態でセンサーで水を出すので、水量を変えたい場合には結局レバーで調整する必要があります。

あまり水量をこまめに変えることはないので、通常使用ではレバーに触ることはほとんどありませんが。

それでもどうしても少量の水を出したいときなどにはレバーに触りますが、通常の水栓と比較すると微妙なレバー操作が難しい気がします。

微妙に調整したいときは、手でコンコン・・・ってしてるよ

本体価格が割高

一番の悩みどころは価格。

通常の水栓にする場合は追加金などはありませんが、タッチレス水栓にしようとすると一気に金額が変わります。

ハウスメーカーや水栓によって金額が異なると思いますが、我が家の場合タッチレス水栓に変更したことによって+90800円かかりました。

この中には水栓本体の価格と工事費用も含めての価格になりますが、我が家の場合は新築工事に合わせて採用したので工事費用が多少抑えられているかもしれません。

既に通常の水栓がついてしまっている状態で、タッチレス水栓にしようとする場合もう少し工事費用等がかかる可能性があります。

メリット

では、そこまでしてもタッチレス水栓を採用したことのメリットは何か。

手が汚れていても使いやすい

なんといっても、両手が塞がっていたり手が汚れている状態でもレバーを触ることがないので使いやすいです。

手が汚れていてもすぐに水が出せるから、調理中も便利!

掃除の手間が少ない

汚れたり濡れたりした手で水栓やレバーを触ることがないので、水栓を掃除する回数が本当に減りました。

今までは、水栓の根元に水がたまってしまったり水垢やウロコがついてしまうことが多かったのですが、タッチレス水栓に変えてからはそこまで汚れが気にならなくなりました。

時々水栓を拭き掃除したりしますが、あっちこっちふきんなどで軽く拭くだけでいいので楽チンです。

見た目がスタイリッシュ

そもそも私たちがタッチレス水栓にしたかったのは、見た目の問題が大きいです。

通常の水栓でも格好が悪いというわけではありませんが、アイランド型やペニンシュラ型のキッチンだと水栓が見えてしまうことが多いです。

そんなときに見た目が少しでもスタイリッシュだったらいいな~という理由でした。

本当は、マットブラックの水栓に憧れていましたがさすがに予算オーバーだったので断念。

それでも通常の水栓よりスタイリッシュな見た目で、気に入っています。

我が家はリクシルのナビッシュB6

我が家が採用したのは、リクシルのナビッシュB6という商品。

コスパ重視で決定

我が家のキッチンはタカラスタンダードなのですが、仕様を決めるときに水栓のことも決めました。

メーカーで色々なタイプのタッチレス水栓があるのですが

  • シルバーかブラックか
  • 浄水ありかなしか
  • 電池か電源か

などなど

リクシルのナビッシュ公式ページを見ると色々な種類があることが分かります。

そこで我が家は浄水機能つきで価格とのバランスが良かったB6を採用しました。

ホースが伸びるタイプだから、シンク内の掃除もかんたん!

水栓選びで気を付けたこと

水栓を選ぶときに私たちが気をつけたことがあります。

それは、キッチン以外のところからどのくらい水栓が見えてしまうのかということ。

先述したように、見た目はスタイリッシュなものが多いですがリビング等からどう見えるかは、予め想定しておいた方がいいと思います。

キッチンもアイランド型にするかペニンシュラ型にするかなど悩みましたが、あまりキッチンが見えすぎても生活感が出てしまうなぁ・・・と思ったので、腰壁を作って目隠し代わりにすることにしました。

腰壁の高さ等も使い勝手がいいように細かく決めました。

水栓が丸ごと隠れてしまうくらい壁を立ち上げてしまうと、空間が狭くなってしまう気がするし・・・

かといって、壁を作るのに低すぎても意味がないし・・・

ということで、我が家では腰壁より5㎝ほど水栓の方が高いようになっています。

画像は上から撮っているので、5㎝よりも出ているように見えますが・・・

座ったときの目線の高さからはほとんど水栓は見えなくなっているので、想定していた通り☆

まとめ

今回はタッチレス水栓を採用したときに私たちが考えたことについてまとめてみました。

せっかく高価なものを採用するのですから、あとになって後悔したくないですよね。

メリットやデメリットを理解しつつ、実際の場所に設置するとどんなふうに見えるのかを想定しておいたことで我が家では採用して良かった!と思えています。

浄水器もついているタイプにしたのですが、カードリッジの交換についても後日書いていきたいと思います。

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