ある日突然、キッチンの床が濡れていてびっくり!

水漏れの原因は、三菱のビルトイン食洗機・・・!
特に警告ランプやエラーコードなどは出ておらず、このまま使い続けていて大丈夫なのか?と心配になりました。
結局、一週間使い続けても状況は変わらず。
メーカーに連絡して、修理依頼をしました!
同じような現象で困っている人、食洗機の水漏れで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
食洗機からの水漏れを発見!
食洗機を使おうと扉を開いたあと、床を見ると小さな水たまりが・・・。
明らかに食洗機から水が垂れているのが分かりました。
我が家の食洗機は三菱のEW-45RD1SM
今回水漏れが分かったのは、三菱のビルトイン食洗機。
引き出し型のタイプで、形名はEW-45RD1SMでした。
一体どこから水が出ているのだろう・・・と確認してみると、
扉を引き出したときの底面の小さな穴から・・・!

扉を引き出したときの、底面部分。
底をよくみると、ネジ類のほかに小さな穴が開いているのですが、ここからポタポタと水が垂れていました。

ランプの点灯、エラーコードなどはなし
扉を引き出すと、水漏れで床が濡れてしまうことはあるものの、警告などのランプの点灯はなし。
食洗機の中にゴミが溜まってしまって、排水しづらかったりすると【お手入れ】のランプが点灯したりもするのですが、そういう表示などもなし。

このまま使用していてもいいんだろうか・・・
メーカーに問い合わせて修理依頼をするものの、修理に来てくれるのは5日後ほどかかるとのこと。
それまで何事もありませんように、と祈りつつ使い続けていました←
結果的に変化はなく、扉を開けるとポタポタ水が出てくることが続いていました。
修理 そして原因が判明
修理業者さんが来てくれました。
とりあえず、水漏れがあるということで前扉をドライバーで外して内部の様子を点検してもらうことに。
・・・すぐに原因が判明しました。
内部に溜まってしまった汚れが原因で、洗浄ポンプが壊れてしまった
原因はというと、内部に溜まってしまった油などの汚れが原因となり、洗浄ポンプが詰まってしまい、内部へと水が漏れてしまっていたということでした。
内部に漏れ出た水が、扉を開け閉めするときに底面を流れて、結果的に穴からポタポタと水が垂れていたのです。
つまり今回の不具合は・・・
日頃のお手入れ不足・予洗いなどをせずに食洗機を使用していたことが原因
ということが判明しました!!!!
詳細はあとで説明することとして、修理の詳細について先にまとめましょう。
修理は一時間もかからず
修理業者さんが来てから作業終了までは一時間もかかりませんでした。
今回の修理費用については、ハウスメーカー → キッチンメーカー → 修理業者 へ依頼しており、ハウスメーカーの無料補償期間中だったこともあり、費用については無料でした。
交換した部品は洗浄ポンプ
今回、汚れによって不具合を起こしていた洗浄ポンプ。
本体を分解して、洗浄ポンプを交換することで修理することができました。
今回交換した部品名は洗浄ポンプASSYというもので、部品コードはM16192118Pでした。
大事なのは日頃のメンテナンス
修理後は全く問題なく使えるようになりました!
水漏れなどもなくなったので、今後は不具合が起きないようにきちんと日頃のメンテナンスをしようと思います・・・!

メンテナンスの頻度や方法は、取扱説明書に書いてあるんですが、多くの人はあまり見てないですね・・・(笑)
と業者さんにも言われました!!!!!
ごめんなさい!!!ちゃんと読むようにします!!!!
では、メンテナンスや日頃の使い方で注意することについて下にまとめていきます。
使用後は毎回残さいフィルターを洗う
まず1つ目は、残さいフィルターは毎回洗うということ。
残さいフィルターは、黄色の丸で囲ってあるザルのような部分。

私は今まで、汚れがついているな~と気づいた時は掃除していましたが業者さん曰く
使用後は毎回洗ってください
とのこと・・・。
今後高い修理代を払うリスクが出てきてしまうのであれば、残さいフィルターくらいはちゃんと洗おうと思います;
月に一回程度は湯わかしヒーター格納部・湯わかしヒーターを掃除する
そして、全くメンテナンスをしていなかった湯わかしヒーター・・・!
湯わかしヒーターという名前のパーツがあること自体知らなかったのですが(←)
業者さんは最低でも半年に1回、なんと取扱説明書によると月に1回は掃除をするようにと書かれていました・・・!

湯わかしヒーターは、残さいフィルターの下にある部分で、U字に見えているものが熱くなることで庫内に熱いお湯を出せるようになるらしい。
この周辺にも小さな穴がたくさん開いていますが、そこに汚れなどが溜まってしまうと故障の原因になったりうまく洗えなくなってしまう原因にもなるんだとか・・・。
掃除をするときには、湯わかしヒーター格納部に食洗機用の洗剤を直接かけます。

食器洗い洗剤は絶対にNGです。
必ず食洗機専用の洗剤を使いましょう。
おすすめは粉末タイプです。
キューブ型のものもありますが、粉末タイプの方が必要なぶんだけ使うことも出来ますし、こうして庫内を掃除するときなどにも使いやすいからです◎
食洗機専用洗剤を振りかけたら、使い古した歯ブラシなどでこすりあらいをして、残さいフィルターをつけて通常運転させればOK!
その他のパーツは外したままで大丈夫です。
基本的には残さいフィルターで食べ物のカスなどは取れるようになっているらしいのですが、我が家の場合なぜかこの部分に微量ではありますがほこりも溜まっていました。
油や水と、ほこりは相性が悪くほこりが溜まると水捌けが悪くなってしまうので絶対にそのまま放置はNG
しかし、食洗機は食べ物のカスが出ることはあっても、ほこりのような糸くずなどは出ません。
では、なぜ本来そこにあるはずのないほこりが庫内に入り込んでしまったのか・・・。
扉は開けっぱなしにしない
庫内にほこりが溜まってしまった理由、それは扉を開けっぱなしにしているということ。
食洗機に食器を入れても、

食洗機はあとで回そう~
と後回しにした結果、動かすのを忘れてしまっていた!
なんていうことが何度あったことでしょう・・・。
食洗機を回すのを忘れないようにするため、扉を開けっぱなしにしていたのですがそれがダメだったのです。
食洗機の扉は開けっぱなしにしない、意外と大切なことだったんですね。
食器は予洗いする
続いて大切なことは、食器類は使用後にそのまま食洗機に入れず水洗いなどの予洗いが大切ということ。
分解して、修理をしてもらっているときに言われた一言・・・

使用年数の割に・・・汚れが・・・ひどいですね・・・
今まで全く予洗いをしていなかったわけではありませんが、調理で使った油のついた鍋などは軽く水で洗い流す程度。
油をしっかり流さずに食洗機を使用していたことで、見えない部分に油汚れが蓄積されてしまった模様。
溜まってしまった汚れは、洗浄ポンプをはじめとする色々な部品に悪影響を及ぼします。
長く使い続けるためには、食器はしっかりと予洗いしてから食洗機に入れるといいそうです。
早速掃除をしてみると、意外にも汚れが
では、早速掃除をしてみます。
まずは不要なパーツを外して、湯わかしヒーター部分が見えるようにします。
そうしたら、食洗機専用洗剤を振りかけて・・・

適当なブラシでこすり洗いをします。
残さいフィルターを取り付けて、通常と同じように食洗機を回します。

通常と同じように、乾燥まで―――。

庫内はとてもきれいになりました!
運転させる前に、湯わかしヒーター部分についていたゴミは取り除いたと思っていたのですが、意外にもこんなに汚れが取れました。
よく見ると、多くはほこりのような綿ゴミでした・・・!
改めてこんなにも庫内にほこりって入り込んでしまっていたんだなぁ、と実感しました。
まとめ
普段とってもお世話になっている食洗機。
突然水が垂れてくるようになったな・・・と思ったのですが、原因は日頃のお手入れ不足による洗浄ポンプの不具合でした。
業者の方にお願いして修理をしてもらうと、一時間もかからずに原因が判明・該当の部品を交換してもらうことができました。
今回は幸いなことに無料補償の期間内だったので、料金はかかりませんでしたが補償の期間が終わっていたら部品代や工賃などで1万円以上はかかっていたと思われます。
今回の故障を経験して、大切だと気付いたことは2点。
取扱説明書に書いてある通りに日頃の掃除・お手入れを徹底するということ、そして食器はしっかりと予洗いをしてから食洗機に入れるということ。
どちらもちょっとした手間ではありますが、そのひと手間がとても大切だということが身に染みて分かりました。
三菱のビルトイン食洗機ではない人も、同じような水漏れや水垂れなどが起きてしまったときには無理に自分で解決しようとはせず、早めにメーカーサポートや修理業者へ相談してみることをおすすめします!
キッチン周りの故障と言えば、IHのトッププレートが割れてしまったこともあります・・・。
IHが割れてしまうと、とっても大変なのでぜひ割ってしまう前にご一読ください!
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