前回の記事に続いて、私たちが注文住宅を検討したときにスーモカウンターを利用してみた話を書いていきたいと思います。
スーモカウンターとは
スーモカウンターは、注文住宅や新築マンションの購入・契約についての専用窓口です。
スーモというと、賃貸物件のCMを見たことのある方も多いと思いますが、注文住宅を検討している方はスーモカウンターで相談するというのも一つの選択肢です。
スーモカウンターと検索すると、近くにある店舗を検索することができるのですが、注文住宅を検討している場合、担当の方がついてくれるので、電話やネットで予約をしてから来店をします。
もしも近くに店舗がない場合でも、自宅から相談できる「家から相談サービス」というものもあるようなので、店舗がないエリアの方でも気軽に相談することができそうです。
私たちは予約の電話をした日の夕方に予約が取れました。
注文住宅の担当さえ居れば、即日の来店も可能なようです。
スーモカウンターで出来ること
そもそもスーモカウンターに行こうと思っても、まず何を聞けばいいのかどんな流れで進んでいくのか全く分からないという人も多いはず。
実際、私たちもスーモカウンターに行ったと思っていた時点で、
一軒家に住みたい
と漠然と考えていた程度で、
注文住宅って・・・なに?
何から始めたらいいの?
という感じで、来店をしました。
それぞれの段階に合わせたサポート
スーモカウンターでは、
- 家づくりをするための流れを知ることができる
- 自分たちの収入などから、大まかな予算が立てられる
- 理想の住まいやハウスメーカーが探せる
- 専属アドバイザーによるサポートが受けられる
などをすることができます。
私たちのように具体的に注文住宅について話を進めているわけではないけれど、興味があって話を聞きたい・・・程度でも来店OKとのこと。
もちろん、注文住宅についてどんどん話を進めたいという人は、しっかりサポートしてくれると思います。
しつこい勧誘や営業は無かった
スーモカウンターに行く前までは
本気で注文住宅を建てたいと思ってる人たちが行く場所じゃん・・・
と少し敷居が高かったり、
どんどん話が進んで断りづらい雰囲気になったら嫌だなぁ
しつこい営業や勧誘もあったりして・・・
と心配していたのですが、担当の人からの余計な勧誘や営業もなかったので相談しやすかったです。
相談に行く前に準備しておくこと
スーモカウンターに行く時に必要なものは特にありませんでした。
が、注文住宅を建てる上で収入などから大まかな予算などを立てることができるので、世帯年収などがある程度分かっていると相談しやすいと思います。
理想を考えてみる
あとは、理想の家について
- このくらいの広さがいい!
- こんな場所に住みたい!
- こんな外観がいい!
- こんな内装にしたい!
などなど、夫婦や家族で話しておくのも良いと思います。
この段階では、あくまでも理想でいいと思います。
現実的なことは後からいくらでも消去法でなくしていくことは出来るので、この段階では色々な可能性ややりたいことを挙げておくと後々の家づくりが楽しくなったり、よりよいものに出来ると思います。
所要時間は3時間
所要時間としては、3時間ほどかかりました。
相談している途中で聞きたいことが出てきてしまい、思いのほか時間がかかってしまいました。
相談しに行ったときに理想について夫婦で話し合うことが全くなかったので、余計に時間がかかってしまったのだと思います。
子ども二人を連れて相談しに行ったのですが、お菓子やジュースを出してくれたりテレビでアニメを流してくれたりするのでなんとか相談を終えることが出来ました。
相談・カウンセリングの内容
理想を具体化していく
実際の相談はどんな内容だったのかというと、
- どれくらいの予算で進めていけばいいか
- 希望するエリア
- いつ頃までに建てたいと考えるのか
- どのくらいの間取りにしたいのか
などを話していきながら自分たちの理想を少し具体化していきました。
それと同時に
- どのような流れで家作りが進んでいくのか
- 土地契約前の注意点
などの“はじめての注文住宅講座”というものも受けました。
(講座と言っても、担当の方が話してくれるのでそこまで堅苦しいものではないです!)
はじめての注文住宅講座
注文住宅を建てようとする場合には、最初から一つのハウスメーカーに絞って検討・相談するのではなく、いくつかのハウスメーカーに同時に見学に行ったり相談をしたりします。
話を聞いた時点で、契約やローン、お金の流れが複雑ですが、スーモカウンターで相談したときに分かりやすく表になっているものを渡されました。
そこには、複数社を比較して理想のハウスメーカーを選ぶ時期や、仮契約とされる期間、ローンを借りるタイミングなどがまとめられていて、分かりやすかったです。
ハウスメーカー・営業担当の探し方
ハウスメーカー・工務店といっても、たくさんあります。
その中で、自分たちが求めているハウスメーカーや工務店は一体どんなものなのか。
- 土地探しに強い
- 地域密着型
- 費用が安い
- 基本性能、標準性能が高い
- デザイン性が高い
- 保証が手厚い
- 造作家具などが得意
などの傾向から、自分たちの中で優先されるものを決めていきます。
家作りにおいて、自分たちの譲れないポイントはどこなのかが見えてきました。
ハウスメーカーの営業担当ガチャ
営業担当がどんな人になるかで、家づくりは大きく変わる
家づくりを終えた人の体験談の中で『営業担当ガチャ』なんて表現をする人がいます。
注文住宅を検討し始めて、住宅展示場やモデルハウスに行くようになると、一番最初に自分たちの担当者として付いてくれるのが、営業担当になるのですが・・・
この担当になってくれる人が、どんな人であるかで家づくりのクオリティが変わってくる
つまり営業担当ガチャだ・・・!
というのは、家づくりを通して本当に実感しました。
振り返ってみると、
あの人が担当じゃなかったら、このハウスメーカーでは建てなかっただろうな・・・
と思うくらい、実際に私たちも営業担当さんに惹かれてハウスメーカーを選びました。
希望したのは提案力のある営業担当
ちなみに私たちは、提案力のある人ということをお願いしました。
施主となる私たちが要望や理想を出すことは当たり前ですが、それをただ叶えるのではなく
それなら、こんな方法もありますよ
と最善策を提案をしてくれたり、時には
こんなデメリットも考えられます
と悪い点や考慮されるべきことについても意見を言ってくれるような信頼できる人にお願いしたいと思ったからです。
他にも、自分たちで考えるよりも色々なアイディアを出してくれる人がいいなぁと思う人には積極的にリードしてくれるような営業担当を、とにかく自分たちのやりたいことを叶えてほしいという人には施主の意向を存分に聞いてくれるような営業担当を希望すると良いと思います。
営業担当も人間ですので、必ず合う・合わないがありますし、打ち合わせなどでも何度も顔を合わせて話をする人ですから、少しでも自分たちに合った営業担当に出会いたいですよね。
紹介されたハウスメーカーは5社
それぞれと初回の打ち合わせへ
一通りのヒアリングやアンケートが終わると、ようやくハウスメーカーを紹介してもらえます。
私たちは希望する外観や予算などから5社を紹介してもらい、それぞれの住宅展示場で初回の打ち合わせをすることにしました。
打ち合わせといっても具体的に話が進んでいくというわけではないので、そこまで敷居の高いものではありませんでした。
まずはハウスメーカーの特徴や家の性能について紹介します、程度のものなので堅苦しく考える必要はありません。
お断りをするときに、スーモの人が間に入ってくれる
万が一、住宅展示場を見学したり担当さんと話をして
ちょっとこのハウスメーカーは違うかな
この営業さんとは合わない・・・
などと二回目以降の打ち合わせを断りたいときにも、面と向かって言うことが苦手だったり営業担当を変えてほしい等の気まずいお願いをしたいときなどにも、スーモカウンターを通して紹介されたハウスメーカー・工務店の場合には、スーモカウンターの人を通して要望を伝えることが出来ます。
契約しなかったハウスメーカーには、全てスーモカウンターから断りを入れてもらって、気まずさゼロ
まとめ
注文住宅を検討してすぐにスーモカウンターへ行きましたが、何から始めたらいいのか分からない私たちでも、とても丁寧に対応してもらうことができました。
事前の予約は必要ですが、担当の方との予定が合えば即日行くことも可能ですし、エリア内にスーモカウンターがない人でも家から相談することもできるようになっており、とても便利です。
なんといっても一番良かった点は、スーモカウンターを通すことによって自分たちに合ったハウスメーカーの中から、希望するタイプの営業担当者を選んで紹介してくれるという点。
家づくりは営業担当者の力量がとても大きく関わってきます。
紹介もなく、突然行った住宅展示場で偶然一番初めに相手をしてくれた人が担当者になるよりも、希望するような力のある担当者をつけてもらえる方が絶対に良いということは一目瞭然です。
注文住宅って何から始めたらいいんだろう、自分たちに合ったハウスメーカーや営業担当を紹介してほしい、そんな希望がある場合は気軽に相談してみるといいかもしれません。
いいハウスメーカー、営業担当との出会いがあるといいですね!
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