この記事では、我が家が採用したセラミック製のダイニングテーブルについて書いていきたいと思います。
我が家が購入し、使用しているのはこんな感じのテーブル!
ダイニングテーブルの購入を検討していたときは、木製テーブルを探していましたが、色々考えて検討して結局はセラミックテーブルに落ち着きました!
使用して二年が経っていますが、リビングの雰囲気にも合っているし、結構お気に入りです。
セラミックとは
セラミックとは、陶磁器のことです。
陶磁器なので、高温で焼き上げており焼き物ならではの質感や風合いが楽しめます。
最近では、ダイニングテーブルなどの家具にもよく見られるようになりましたが、もともとはキッチンカウンターや床材などに使用されていた素材です。
セラミック天板のメリット
熱や傷、汚れに強い
まず採用して良かった一番のポイントは、熱や傷・汚れに強いということです。
実際に二年ほどセラミックのテーブルを使用していますが、傷は全くついていません。
小さな子どもたちがいるので、テーブルに食べ物をこぼしてしまったり、クレヨンやペンなどで天板に書いてしまったりすることもありますが、濡れた布巾などでさっと拭けば汚れなども残りません。
熱い鍋やお皿を天板に直接置いても、熱で変色してしまうこともありません。
傷や汚れに強いから、子育て世帯にはオススメ!
手入れや掃除が楽
熱や傷、汚れに強いと上記でも書いたようにセラミックのテーブルは掃除が本当に楽!
木製テーブルは熱や水分などで変形したり変色したりすることもあります。
それに比べてセラミックのテーブルは、鍋などを直接置いても平気ですから、もちろん日焼けによる変色もしません。
水分なども吸収することはほとんどないので、木製のように膨張したり変色してしまったりすることもなし。
除菌スプレーなどの薬品を使用しても変化ないので、毎日の掃除が簡単なのも大きなメリットです。
衛生的に使えるのも嬉しいポイント!
モダンでスタイリッシュな雰囲気に合う
見栄えとしてもセラミックのテーブルはオススメです。
セラミックにも意外とカラーバリエーションはあって、
- ブラック
- グレー
- ホワイト
などがありますし、質感にも色々とあって大理石のようなつるっとした滑らかな質感や、ザラザラとした手触りのものなど選択肢もあります。
重厚感のあるデザインも多いので、ダイニングなどに置いたときにも落ち着いた雰囲気でスタイリッシュな空間にすることができます。
経年劣化しない
ここまで書いたように熱や傷などで経年劣化することはないので、割れたり破損したりしない限りは永久的に使用することができます。
木製に比べてセラミック天板は比較的高価な時期もありましたが、今では色々な店舗やオンラインショップなどでも取り扱いが増えてきたので、値段に幅が出てくるようにもなりました。
木製テーブルよりも寿命が長く、買い替えなども必要ないと考えるとちょっと良いものを買って長く使う・・・というのもいいかもしれません。
セラミック天板のデメリット
食器等を置いたときに音が鳴る
では、使った時に気になることは何かというと、それは・・・音です。
二年も使って、ほとんど気にならなくはなりましたが、セラミックが陶磁器で表面硬度が高い分、テーブルに食器などを置いたときにカチャカチャと音が鳴ってしまいます。
木製天板では鳴らないような場面でも、音が鳴ってしまうので慣れるまで気になる人は気になってしまうかもしれません。
また、セラミック天板は硬さがあるぶん食器などをテーブルに落としたりしたときに、木製天板と比較すると割れやすいということもあります。
かなり重く、移動はほとんど出来ない
購入するときから分かっていたことではありますが、セラミックのテーブルはかなりの重さがあります。
木製テーブルでも天然木などを使用しているテーブルは結構重量感があったりもしますが、その比ではないくらい重いです。
4人サイズのテーブルは、成人男性一人では持ち上げることは出来ないと思います・・・。
実際に我が家でも購入して二年、テーブルを移動させたことはありません。
少しずらす程度ならありますが、それでも一人で移動させようとすると床などを傷つけてしまうので安易にできません。
我が家では、テーブルの下に透明なマットを敷いて対応していますが、床の傷や凹みが心配な人はマットを使用した方がよさそうです。
常に天板が冷たい
そして、木製テーブルとの大きな違いは天板が冷たいということ。
夏場はひんやりとしていて気持ちがいいのですが、寒い時期にはテーブルで作業したりするのは冷え性などの人は嫌かもしれません。
どうしても冷たいのが嫌!という人は、ランチョンマットやテーブルクロスなどで工夫すれば良いかもしれませんが、それだとセラミックの良さがあまり出ないというのも難しい問題です。
部屋との相性、椅子の選択肢が絞られる
モダンでスタイリッシュな雰囲気とはとても相性のいいセラミックテーブルですが、家の雰囲気とは合わない場合もあります。
純和風な空間や、北欧テイストなど木の温かみが溢れるような空間では、ブラックやホワイトなどの重厚感のあるデザインは浮いてしまうこともあります。
また、陶磁器ならではの色合いや風合いが強く出るので、合わせる椅子なども木製テーブルと比較すると選択肢が少なくなると思います。
最近ではダイニングテーブルなどでも、全て違うデザインの椅子を合わせたりする高いセンスの合わせ方を見ることもありますが、私たちにそんなハイセンスな組み合わせに挑戦する勇気もなく・・・。
色味や素材感を部屋の雰囲気と合わせたい!と思うと、あまり選択肢がないというのはデメリットの一つだと思いました。
処分が難しい
そして、セラミックテーブルの最大のデメリットが処分が難しいということ。
メリットとして、経年劣化せずに永久的に使用することができると挙げましたが、逆に考えると不要になってしまったときに処分に困るということ。
重さもあるので、運び出すことも一苦労。
木製テーブルであっても処分することは簡単ではないですが、セラミックテーブルはさらに面倒になりそうです。
割れたり欠けたりしていなければ、選択肢としては
- 粗大ゴミに出す
- フリマアプリ、リサイクルショップなどで売る
- 不用品回収業者に頼む
などがあると思いますが、選ぶ方法によっては処分費用もかかるかもしれません。
なぜセラミックを選んだのか
ここまで書いたように、メリットとデメリットがありますが、ではなぜセラミックを選んだのか。
木製テーブルを探すも理想的なものに出会えず
最初は木製テーブルを中心に探していました。
なぜ木製テーブルを探していたかというと、
- 選択肢が豊富
- 価格帯が幅広く、安価なものもある
- どんな部屋にも合わせやすい
と思っていたのですが、いいなと思ったものは意外と高価なものばかり。
コロナ前のウッドショックの影響で、私たちが探していたときには木材の価格が高騰していたということも一因かもしれません。
セラミックが意外と安価だった
そんなときに店舗で見つけたのがセラミックのテーブルでした。
セラミックのテーブルは、高価なイメージがあり敬遠していたのですが、実際に見てみると
- 部屋との雰囲気が合う
- 耐久性が高く、物持ちがいい
- 天然木のものと変わらない価格帯もある
ということが分かり、
セラミック・・・いいじゃん!
とシフトチェンジしたのです。
まとめ
ダイニングテーブルは意外と高価な買い物ですし、気軽に買い替えをするようなものでもないので、しっかりと検討したいものですよね。
我が家も木製にしょうかセラミックにしようか・・・と悩みましたが、結果的にセラミックにしてよかったと思っています。
セラミックならではのデメリットも存在しますが、小さな子どもがいる我が家では耐久性が高く長く使えるテーブルに出会えて満足です。
破損しない限りは、ずっと使っていくテーブルだからこそ、色味や形などは妥協することなく自分のお気に入りのテーブルに出会いたいですね。
ニトリや東京インテリアなどの店舗で素材感を確認してみたり、オンラインショップでお気に入りのデザインを探してみたりしながら、これだ!と思うものを見つけてみてください!
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