子どもがどんどん大きくなってきて、困ったことがあります。
それは、余ったオムツをどうするか問題…。

トイトレが完了したのは嬉しいけれど、オムツが大量に余ってしまった・・・

このまま捨てるのは勿体ないし・・・何かいい活用方法はないかな・・・
余ったオムツは、譲渡か再利用か
余ったオムツは捨てる以外に活用方法はないのか・・・。
ということで、活用方法は大きく分けると2つになります。
それは【譲渡・寄付】するか、【別用途で再利用】するかということ。
今回私は、【別用途で再利用】をしてみよう!ということで、揚げ油の処理をするのに使ってみました。
それはなぜかというと、手元に残ったオムツが開封済みのものだけで、残量もそこまで多くはなかったので、譲渡や寄付するような量ではなかったからです。

もし大量に余ってしまっている場合は、譲渡や寄付もおすすめ!
ということで、先に譲渡や寄付をする方法を少し紹介します!
譲渡・寄付する
まずは、オムツを譲渡・寄付する場合です。
当たり前ではありますが、使用済みのものは譲渡・寄付することはできませんので、あくまでも未使用のものについてです。
乳児院や保育所、NPO法人や社会福祉協議会に寄付をする
まずは、寄付をするという方法。
大人用でも子ども用でも、色々な施設で未使用のおむつを必要としています。
そんな施設におむつを寄付したいという場合、
- 該当の施設に直接問い合わせる
- 自治体の窓口に問い合わせる
などの方法があります。
全ての施設でおむつの寄付を受けつけているわけではないので、必ず確認が必要になりますが施設によっては未開封のものだけではなく、開封済みであっても未使用のものであればOKという場合も多いようです。

寄付することで、誰かの助けになるかもしれないね!
フリマアプリなどで譲渡する
次にフリマアプリなどで譲渡するという方法。
最近色々なフリマアプリがあるので、利用したことがあるという人も多いかもしれません。
フリマアプリで譲渡する場合、無償で行う寄付とは異なり、売上金が入るかもしれません。
自分にとって不要なものが、多少なりともお金になるのは嬉しいことですね。
メルカリやラクマなどの場合、「お試し用」として色々なメーカーのおむつを使ってみたいという人に需要があったりするようで、開封済みのものであっても売れることもあるようです。
ただ、未開封のものであれば更に売れやすい傾向があります。
フリマアプリで譲渡する場合、着払いの場合を除いて宅急便の送料がかかります。
送料や手数料などを差し引いても、赤字になるようなことはほとんどないと思いますので、多少なりともお金に替えたいという人は、フリマアプリなどで譲渡することをおすすめします。
ただし、フリマアプリで余ったオムツを販売している人はかなり多いので、価格設定によってはなかなか売れずに自宅保管期間が長くなってしまう可能性もあります。
出来るだけ早く手放したい…!
普段フリマアプリを使うことはないから、少し面倒…。
という人には少し不向きな方法かもしれません。
別用途で再利用する
では、ここから別用途で再利用する方法についてです。
別用途で再利用する人の場合、

誰かに寄付・譲渡するほどの量でもないんだよな・・・

長期保管していたから、湿気を吸ってオムツとしては使えないかも・・・
などという人におすすめです!
色々と再利用の方法もあるようですが、
- 災害時のトイレ代用品にする
- 嘔吐用のゴミ袋にする
- 使用済みの油の処理に使う
などの方法があります。
おむつにはポリマーという吸収剤が入っているので、おむつとしての役割を終えても活用する方法がたくさんあります。
災害時にトイレがなくて困っているときに使用することができるのはもちろん、
とても便利で簡単! 嘔吐処理袋の作り方
嘔吐してしまったときにも、おむつで処理用の袋を用意しておけばかなり便利です。
おむつで嘔吐処理の袋を作る場合は、2枚のおむつをずらして重ねることで隙間がないようにします。

また、おむつの上部を折り返すことで安定感も出ます。

この処理袋をビニール袋などに入れておけば、そのまま捨てることができます。
もしもの時にも慌てることなく、処理することができるのでかなりおすすめです!

胃腸炎とか大変だもんね・・・こういうライフハックはかなりありがたい!
揚げ油の処理に
ここまでの再利用は、万が一に備えて!ということで使用する頻度やタイミングが少なそうなものでしたが、いよいよ本題の揚げ油の処理に使ってみよう、ということです。
今までは、スーパーやドラッグストアで揚げ油を処理するためにこういったものを使用していました。
ただ、今回は余ったオムツをどうにか活用できないものか・・・と、おむつで挑戦してみようと思います。
おむつで油を処理する際の注意点
まずは、揚げ油を処理する上での注意点について。
油はしっかり冷めてから処理をする
揚げ油を処理するときには、しっかりと冷めたことを確認してから処理をするようにしましょう。
高温のままだとオムツやポリマーが溶けてしまったりして、とても危険です。
最低でも人肌程度まで温度が下がったことを確認してから処理しましょう。
一枚で処理できる量は200~300㎖まで
一度に大量の油を処理するのもやめましょう。
おむつ一枚で処理することができる水分量には限界があります。
おむつのサイズやメーカーによっても多少差はありますが、おむつ一枚につき200㎖程度にしておくと安心だと思います。
ゴミの出し方は各自治体のルールに従って
基本的には油を吸わせたおむつは、可燃ごみとして処分して大丈夫そうです。
ただし、自治体などによっては処分の方法が異なる場合がありますので、必ず地域のゴミ出しのルールを確認してから処分するようにしてください。
放置しない
油を吸わせたおむつを捨てる場合は、おむつをそのままゴミ箱に捨てるのではなく、ビニール袋で二重にするなどして、油や匂いが染み出してこないようにするとよいでしょう。
また、炎天下などの高温な状態や車内などの高温多湿な場所に放置しておくと自然発火する可能性もあります。
一般家庭から出るような油の量では発火するリスクはかなり低いと言えますが、そういった危険がないように、
- 油はきちんと冷ましてから処理する
- 処理後のおむつは長期保管しない
- ビニール袋などに入れて出来るだけ空気を抜いて捨てる
ようにしましょう。
実際に油を処理してみた
では、いよいよ揚げ油をおむつを使って処理していきたいと思います!
まずはしっかりと油が冷めていることを確認します。

今回処分するのは、こちらの油。
そして、その量は150㎖。

今回はフライなどの揚げ物ではなく、揚げ焼きに使用したので処分する量はあまり多くありません。
使用したのはムーニーマンのLサイズ
今回使用するおむつは、ムーニーマンのLサイズ。

ありがとう・・・ムーニーマン・・・。
とってもお世話になりました。

おむつ一枚で150㎖の油はきちんと処理できるのか?
十分吸う が、外面に染みてくる
では、実際におむつに油を吸わせていきます。
今回使用したのはパンツタイプだったので、きちんと油が流し込めるようにサイドを破って広げた状態で流していきましょう。
ちょっと油の色も相まって、ビジュアルがあまりよくなかったのでぼかしをかけています・・・

150㎖の油を3回ほどに分けて吸わせました。
最後まで吸う感じではなく、表面はべちゃべちゃしています。
今回はサイドを破っただけでしたが、もっとポリマーが出てくるように表面も破るなど工夫をすべきだったか・・・?
・・・と、油が染みていく様子を眺めていましたが、

油を吸わせてからほどなくして、表面が危ない感じに・・・!
見た目は完全に油の色が染みてきているのが分かります。
ただ、触ったからといって手に油がつくわけではありませんでした。
が、ポリマーがないようなサイドの部分に少しでも染みてきてしまうとNG。
少しずつ染みてきました。
150㎖の油の場合、十分に吸収してくれましたが長い間放置することはできませんでしたので、おむつに流し込んだら、すぐに丸めて捨てた方が良さそうです。
私もすぐにおむつを丸めて、ビニール袋で密封して捨てました。
油さえ冷めてくれればすぐに処分できる◎
今回、家で余ってしまった中途半端な量のおむつをどのように活用すればいいか・・・ということで、使用済みの食用油の処理に使ってみました。
おむつということで、一枚で処理することができる油は200㎖程度ではありますが、かなり手っ取り早くて便利だということが分かりました。
もちろん市販の凝固剤のようなものを使用する方法もありますが、おむつであれば油の温度が下がったらそのまま吸わせるだけなので手間もなかったです。
ただし、ポリマーがないような個所はすぐに油が染みてきてしまったり、ポリマーのある部分でも割とすぐに油が染みてきてしまう感じではありました。
油を吸わせる場合には、あまり時間を置かずにすぐにビニール袋などに入れて密封して処分することをおすすめします。
また、ゴミとして捨てる場合には各自治体や地域のルールに従って捨てるようにしましょう。
おむつが大量に余っているので、もっと早く処分したい!という人は自治体の窓口や社会福祉協議会などを通して寄付をする方法もあります。
また、少しでもお金に替えたいという人はメルカリやラクマなどのフリマアプリを使って譲渡するという手段もあります。
余ってしまったおむつ、有効活用してみてはいかがでしょうか。
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