今回はスキマフィルを使用してみて、一年が経過したので使用してみた感想を書いていきたいと思います!
スキマフィルとは
シャープ化学から発売されているもので、我が家で使用したのはトイレのスキマフィルという商品。
小さなパックに入っているスキマフィルは、パックから出したときにはジェルのように柔らかいのですが、24時間乾燥させることでシリコンのゴムになります。
こちらは、硬化させたあとでも簡単に剥がせるタイプ。
床材や接着面を傷つける心配がなく、汚れたりした場合にもすぐに剥がせるので扱いやすい。
すぐに剥がせるので、持ち家の方はもちろん賃貸に住んでいる人にもオススメです。
同じように水回りのスキマフィルという商品がありますが、こちらは粘着力が強く、剥がす場合にはカッターが必要になります。
防カビ・防菌剤が配合されており、水回りにはピッタリですがしっかり粘着するぶん、剥がすときには少し面倒&接着面を傷つけないよう注意が必要です。
スキマフィルを使った場所
我が家は全部で3か所(コンロ周り、1・2階トイレ)に使用しました。
IHコンロの隙間に
まずは、ビルトインIHコンロの隙間に使用しました!
気にならないと言えば、気にならない程度の隙間ではありますが、ここに小さな食材のカスやゴミが溜まるとかなり掃除しづらいですよね。
つまようじなどで掻き出そうにも限界がありそうな隙間なので、スキマフィルはオススメです!
スキマフィルは水にも強いので、コンロの周りに使用しても問題ありませんでした。
トイレと床との隙間に
そして、トイレのスキマフィルという商品ですから、1階と2階のトイレにも使用しています。
公式の使用方法では、スキマフィルをしたあと硬化する前ににヘラで伸ばすのですが、ヘラで伸ばすと見栄えが悪くなりそうだったので、我が家ではヘラで伸ばさずそのまま絞り出して一年間使用していました。
硬化に24時間かかるので、硬化するまでは触らないように!
我が家では、3か所にスキマフィルを使いましたが、硬化(乾燥)させるには24時間はかかります。
なので、出来ればコーキングした場所はあまり使わずにきれいに硬化させたいですよね。
スキマフィルをする場合には、コーキングする場所を予めきれいにしておくことはもちろん、硬化するまでの間も出来るだけ使用せずに硬化するまで待てるようなタイミングでコーキングすることをオススメします。
使用してみた感想
前述したように3か所にコーキングをしてみたわけですが、実際にやってみてどうだったかというと・・・
慎重になりすぎると逆に失敗する
せっかく手に入れたスキマフィル。
内容量も100mlと多いわけではないので、無駄にしないように!と最初は慎重になってやってみたわけですが・・・
スキマフィルを絞り出すのに、案外力が要る!!!!
ゆっくりと絞り出していると、徐々に腕がぷるぷると震えだし、コーキングを一周するまで持たない・・・!
それだけではなく、一定量を出すのも案外難しく、結構凸凹になってしまいました。
一回目にコンロの周りにコーティングしたときには、あまりにも見栄えがガタガタになってしまったので、少し乾いたのを見計らってすぐに剥がして、やり直しました。
完璧にやるのは難しいので、少しくらいガタガタになっても仕方ない!くらいの気持ちで、あまり慎重になりすぎずにスイーっと出してしまった方が案外うまくいくのかもしれません。
実際少しくらいガタガタになっていても、透明なシリコンなのであまり目立ちませんし、一年間使用しても問題はありませんでしたよ!
スキマフィルの先端をVの字にカットすべきだった?
ただ、次回コーキングをし直すときに改善するとしたら、スキマフィルのノズルの先端部分をVの字にカットすれば、よりきれいにジェルが出てくるのではないかと思います。
私たちが初めてスキマフィルを使用してみた時には、特に工夫せず使用しました。
普通に使用して使いづらいことはなかったですが、使ってみた人の中には先端を斜めに切ることでより隙間にフィットさせて絞り出せるようにした・・・などと工夫をしている人がいるので、次回は安定した量を絞りだせるように、V字カットで挑戦してみたいと思います。
使い残さないように使える場所を探すべし
初めて使ってみるスキマフィルで、内容量は100ml。
あまり多くないと思っていたのですが、
- IHコンロの周り(失敗した1回目)
- IHコンロの周り(やり直した2回目)
- 1階トイレ
- 2階トイレ
と使用してみましたが、結果的に4分の1程度は残ってしまいました。
使用した人の口コミを見ても、一度開封してしまったものは再利用できないと書いてありましたが、だめもとで乾燥しないようにすぐに先端部分を塞いで保管してみました。
が、翌日あたりには見事にノズル部分でジェルが硬化してしまい、先端を針などの細いもので穴を空けようとしても全くダメでした。
せっかく水回りに使えるのに、使用しないまま処分するのはもったいない。
洗面台の隙間や、水栓の根元部分などに使用すれば良かった~!と後になって思いました。
1年使ってみた結果
透明で目立たないし、すぐに剥がせるのは良い
少し見栄えはガタガタになってしまいましたが、それでもキッチンとトイレで一年間使用してみましたが、前述した通り、透明なゴム状になるので多少見栄えが悪くても目立つことはありませんでした。
親族などが家に来て、キッチンを見てもコーキングのことに触れられたり、ガタガタになっていることなどについて指摘されたことはないので、たぶん気づいていないのでしょう。
実際、私たちのようにコーキングしてみて失敗したな、と思ったのなら一度剥がしてしまえば、やり直すことも可能なのは、良いですね。
1~2年でコーティングし直したい
一年間キッチンやトイレは毎日使用していますが、現段階ではゴムに劣化があったり変色があったりするわけではないので、コーティングし直さずに継続して使用することは問題なさそうです。
ただ、素材がシリコンなので細かな埃やゴミは集めやすい材質なので、大掃除をするタイミングなどでコーティングし直したいとは思っています。
キッチンまわりについては、今回同様にヘラで伸ばしたりせずに隙間を埋めるので十分そうですが、トイレについては、公式の方法のようにヘラで伸ばしてしっかり隙間を埋めてみたいなと思っています。
臭いを防げるかは微妙なところ
スキマフィルをしているから、トイレが全く臭わない!という実感はありません。
新築の家に一年住んだだけなので、その効果について実感するのはまだまだ先かな・・・とは思います。
ただし、トイレを掃除するときに隙間に汚れが入り込んでしまって・・・ということはないので、掃除する上でも衛生面でもスキマフィルをしていて良かった!と思います。
まとめ
今回はトイレのスキマフィルを一年間使用してみて、ということで書いてみました。
キッチンとトイレで使用しましたが、掃除のしやすさという点ではコーキングして良かったと思っています!
一年使用して、劣化などはありませんがシリコンという材質上、衛生面などを考えると1~2年程度では交換した方がいいかなと思います。
トイレのスキマフィルは、コーキングのしやすさの他にも透明で目立ちにくい点や硬化すれば簡単に剥がせるところが特にオススメのポイントです。
持ち家の方はもちろん、賃貸に住んでいる人にも扱いやすく家をきれいに保つためには便利なアイテムだと思うのでぜひ試してみてください。
コメント