ペンダントライトのコード 自分たちで塗装してみたら

家づくり

前回、リビングの照明に調光調色を採用した話を書きました。

今回は、それに関連してペンダントライトの塗装についてまとめていきます。

最初に、我が家のリビングに採用したPanasonicのペンダントライトを紹介します!

ペンダントライトは妥協して選んだ…

上で紹介したペンダントライトは、正直言うと「絶対これをつけたい!」というほどの熱量で選んだ照明ではありません。

うーん…。この中だったら、これが好みかな…

という感じ。

一番お金をかけて、こだわりたいリビングでしたがペンダントライトだけは妥協せざるを得ませんでした。

(このライトが好きで、こだわって選んだ人…ごめんなさい…!)

妥協せざるを得なかった理由

なぜ、リビングのペンダントライトは妥協したのかというと、リビングの照明を調光調色にしたことが大きな理由です。

前回の記事でも書きましたが、

リビングの照明を調光調色にして、シーンに合わせた照明にしたい♩

ということで、リビングにはPanasonicのリビングライコンとシンクロ調色を採用することにしたのです。

ダウンライトについては、ふちの色が黒か白かくらいなので、そもそも選ぶことはあまりないのですが、問題はペンダントライト。

ペンダントライトもシンクロ調色対応のものにしなければ、ライコンで操作したり、調光調色したりすることが出来なくなってしまいます。

ペンダントライトだけ浮いちゃうのは格好悪いな!

シンクロ調色対応は選択肢が少ない

シンクロ調色に対応したペンダントライトを選ぼうとすると、選択肢は自然に絞られます。

光色切替に対応したライトなどもありますが、シンクロ調色とは全く違うものになりますので、ご注意ください。

出来るだけ、部屋に馴染むデザインがいいな~

照明のバランスを考えると2~3灯くらい並べたいよね

など、色々考えてはみましたが。

そもそもPanasonicの照明器具のカタログを見ても、ペンダントライトのシンクロ調色対応のライトは本当に少ない。

ざっと見た感じ、色違いなどを除いてデザインが6つくらい??

本当は採用したかったODELICのアクアに似たライトに決定

ということで、検討した結果選んだのがこれ。

本当は、リビングにODELICのアクアを採用したかったのですが、

調光調色対応ではなかったので、断念。

アクアはどうしても欲しかったので、トイレに採用しました!

雰囲気はちょっと似てますよね(笑)

ソケットやコードの色が合わない問題

ということで、ODELICのアクアに似た照明が一番いいよねということで意見がまとまったのですが、問題が一つ。

・・・コードが白いのが部屋の雰囲気の合わないな

我が家は壁紙はグレー、建具や巾木はマットブラックで基本的にリビングには白いパーツのものがありません。

出来るだけ色数を抑えて、統一感を出したかったのでペンダントライトも勿論マットブラックにしたかったのです。

コードの色がブラックのライトもあるけど…

デザインはこれ以上妥協したくない…

自分たちで好みの色に塗装しよう

これ以上デザインを妥協して、別のライトにするのは考えられなかったので

コードの色が気に入らないなら、自分たちで塗装すればいいじゃん

という結論に辿り着きました。

大丈夫?このペンダントライト、結構お高いよ?!

失敗したら、どうしよう・・・

自分たちで塗装してみた結果

というわけで、若干ドキドキしながら塗装してみた結果はこちら。

もともと真っ白いコードだったとは思えない。

ソケット部分やカバー部分もしっかり塗装して、全然白い部分はありません。

ライト本体部分もガラスであまり見えませんが、しっかり内部も塗装。

違和感ない仕上がりに!

気づいたらすごい埃!ごめんなさい、このあと掃除しました…!

見た目は大成功

写真で見てもらったように、見た目はしっかりマットブラックに。

家に遊びに来た人にも、自分たちで塗った?とかは一切言われたことがなく、しっかり馴染んでいます。

黒いダクトレールはもともとの色ですが、変に浮いたりすることもないので、自分たちで塗装したことは大成功だった!と言えるのではないでしょうか。

傷には要注意

ただし、自分たちで塗装した場合に注意しなければいけないことは扱い方。

そもそもペンダントライトを粗雑に扱うことなんて、あまりないと思いますが・・・

自分で塗装した場合、爪を立てたり塗装部分に傷がついてしまうようなことがあると簡単に塗装が剥げてしまう

塗装が剥げて白い部分が見えてしまうとかなり目立つと思うので、設置するときや掃除するときには優しく扱う必要があります。

塗装・使用して2年が経ちましたが今のところ塗装の剥げはありません。

掃除するときにも、強くこすったりはせずに優しく拭き上げる程度です。

塗装に必要なもの

では、塗装に使ったものについて。

塗装下地

まずは塗装下地。

今回はミッチャクロンを使いました。

我が家では結構色々なものでお世話になっていて、換気扇の記事でも若干書きましたが、換気扇の塗装にも使いました。

金属でも樹脂でも、色々な塗装の時に使えるので便利です。

塗料

次に塗料。

今回はスプレータイプを使用しました。

ペンキのように筆で塗ると、塗りムラが出来てしまったり、筆のあとがついてしまったりするので、今回の塗装では断然スプレーがおすすめ。

スプレータイプだと、細かい部分や立体的な部分もまんべんなく塗装できるので、簡単にできますよ。

ただし、スプレータイプの場合には塗料が周りに飛んだり付着してしまう可能性も高くなるので、周りしっかり囲ったり、屋外で作業するなどの配慮は必要になります。

筆、養生シートなど

あとはあれば便利なのが、筆。

ほとんどスプレーで塗りムラなく塗装できるので、あまり必要はありませんが筆があると縁やソケット部分の細かいところも細かく濡れるので、あると丁寧に塗装できました。

あとは養生シートや

マスキングテープも使いました。

ソケット部分や、ガラスのシェード部分に塗料がついてしまったら後々大変になるので、揃えておくのをおすすめします。

養生シートの代わりに不要になった段ボール等でももちろん大丈夫ですよ。

塗装の手順

次に塗装の手順についてです。

あくまでも我が家のペンダントライトの場合ですので、ご自分のライトの形状に合わせてくださいね!

塗装する部分の汚れを拭く

まずは、きれいに仕上げるためにも塗装する部分の汚れがないように乾いたふきんやタオルなどで汚れを拭いておきましょう。

塗装しない部分を養生する

ソケット部分や、シェードなど塗装しない部分を養生します。

マスキングテープや、ビニール袋、新聞紙などなんでも大丈夫です。

塗装下地を吹き付ける

塗装をする前には、周囲を段ボールや養生シートなどできちんと覆って汚れないようにしたうえで、換気のよい屋外などで作業してください。

塗装する部分に下地を吹きかけていきます。

あまり厚くなりすぎないようにすることがポイントです。

我が家のようにシェードがついているペンダントライトの場合、一度で全体にスプレーするのは難しいのでシェード部分を移動しながら2回ほどに分けてスプレーします。

好みの色の塗料を吹き付ける

下地がしっかりと乾いたら今度は塗料を吹き付けていきます。

塗料は下地よりもムラなく仕上げたいので、何度かに分けて吹き付け・乾燥させていきます。

ライト本体の縁部分や、コードの穴部分など見落としてしまいがちですが、全体を塗装したあとに塗れていないと意外と目立つので、そういう細かい部分は筆を使いながら塗っていきます。

しっかりと乾燥させ、養生部分を剥がせば完成

塗りムラがないようにしっかりと塗装をしたあと、乾燥させます。

完成したあとも、設置するまでは丁寧に扱ってください。

爪でひっかいてしまったり、ソケット部分のカバーなどでこすってしまったりすると塗装に傷がついてしまうことがあります。

天気の良い日であれば、一日もあれば出来るよ!

まとめ

調光調色に対応させるために、妥協して選んだライトでしたが、他のインテリアとの馴染みをよくするために自分たちで塗装してみました。

安いものではないので、失敗したらどうしよう・・・という不安もあるかもしれませんが、割と簡単に塗装もできました!

塗装・使用してから二年が経過していますが、塗装の剥げや劣化などもなく問題なく使用することができています。

塗装しないまま使用していたら、妥協して選んだ・・・とずっと思っていそうですが、塗装したことで統一感が出たので、選んで良かったな~と思っています。

調光調色だと好みのデザインがない可能性もありますが、色味が気にいらないな・・・という場合には、自分たちで塗装をすれば解決する場合もありますので、ぜひ参考にしてみてください!

調光調色ってなに?

と気になる場合には、前回の記事をご覧ください☆

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