家づくりをするときに、どうしても叶えたいこと・採用したいものってありますよね。
我が家でも、どうしても実現したかったものがあります。
それは、リビングの照明器具を調光調色に対応したものにするということ。
そこで採用したのが、Panasonicのシンクロ調色とリビングライコンです。
調光・調色とは?
まずは、簡単に調光調色について。
調光は、照明の明るさを調整できる機能
調光は、光の量をコントロールできる機能のことです。
蛍光灯のシーリングライトなどでも調光が可能ですが、蛍光灯の場合には本数で段階的に調光する仕組みになっています。
白熱灯の場合には、本数の調整ではないので0~100%の間で自由に調光が可能になります。
調色は、照明の光色を調整できる機能
一般的な調色機能のついたシーリングライトやダウンライトは、白色の光から温かみのあるオレンジ色までのバランスを変えながら、好みの色へ変化させることが出来ます。
調光調色はどちらも調整することができる
調光調色というのは、そのどちらも調整することが可能になります。
なぜリビングの照明を調光調色対応にしたかったのか
シーンに合わせた照明に憧れた
一番の理由は、色々なシーンに合わせて照明の色を変えたり光量の調整をしたかったからです。
日常生活や仕事・勉強する上では、白い光の方が過ごしやすいですが、
映画を見たりリラックスしたい時間には温かみのある照明の方が良いですよね。
リビング昼白色の照明だけど、寝室は電球色の照明になっているというお家も多いかもしれません。
私の実家では、リビングの中央にあるシーリングライトは昼白色。だけど部屋の四隅に配置されているダウンライトは電球色に近いです。
このように
- 部屋の使用用途に合わせて照明の色を変える
- 異なる色の照明を、使用する場面に合わせて使いわける
というのも一つの方法ではあります。
ただ、
同じ部屋なのに、照明の色が違うのはちょっと・・・
という見栄えにもこだわりたかったのです。
シンクロ調色・リビングライコンを選んだメリット
ではなぜPanasonicのシンクロ調色とリビングライコンを選んだのか。
ライコンの見た目がスタイリッシュ
最大の理由がリビングライコンのコントローラのパネルの見た目の良さ。
我が家のはマットグレーですが、ボタンも小さめで目立たず、余計な文字などもないのでシンプル。
初めて見た人は、何のボタン?って感じで、いい意味で生活感が出ないのが好みでした。
このライコンのデザインが気に入ったので、シンクロ調色にすることにしたよ
LDK全体の照明を一括で操作したかったから
そして、次の理由としてはLDKの照明を一か所に集約して操作できるようにしたかったからです。
ライコンを採用しなかった場合でも、スイッチを一か所に集めることは出来ますが、どうしても場所ごとにスイッチがバラバラなので壁にスイッチがたくさん・・・なんてことになります。
スイッチニッチを作って、きれいにおさめるという方法もありますが。
あんまりたくさんスイッチがあるのも・・・
ライコンがあれば、一か所でまとめて照明をつけたり消したりすることができますし、スイッチがたくさん壁につくということもなく、すっきりまとめることができます。
スマートリモコンで操作が出来る
ただ、スイッチを一か所に集約すると
電気を点ける時にわざわざそこに行かないといけないの?ちょっと面倒…
なんて問題がありますよね。
でも、
ライコンにすれば、スマートリモコンで操作可能なんだ♩
なんですと…!
Panasonicのリビングライコンは、赤外線リモコンが使える仕様になっているので、スマートリモコンでも操作ができるのです…!
スマートリモコンで操作できるので、家中どこにいても、外出先でも遠隔操作が可能です。
我が家では、Googleやアレクサに声をかけて電気を点けたり消したりしているので、スイッチから離れた場所にいても、わざわざスイッチのところへ行く必要はありません。
シーンに合わせた照明を6個まで記憶
実際にシーンに合わせて照明を変えていますが、ライコンは点灯パターンを記憶することが出来ます。
我が家の場合、6シーンまで設定が可能で設定なども難しいことは特にありませんでした。
通常時の全灯モード。
映画を見る時にはテレビ近くの照明だけ。
ボタン一つで部屋の雰囲気が大きく変わって便利!
デメリットは?
では、調光調色にするときのデメリットはなんでしょうか。
値段が高い
ライコンそのものも高価なのですが、照明器具も調光調色に対応したものにしなければならないので全体的にお金がかかります。
ダウンライトなどは数も多いので、施主支給するのはハウスメーカー的にも難色を示されます。
そこで、少しでも節約するために我が家の場合、ライコンだけは施主支給しました。
ハウスメーカーを通して購入・設置するよりは、施主支給した方が安く済みました。
通常の照明と比較すると選択肢が少ない
我が家が悩んだのは、ペンダントライト。
Panasonicのシンクロ調色シリーズは意外と種類も多いとは思うのですが、部屋の雰囲気に合わせて選びたい!と思うと、選択肢はそこまで多くありませんでした。
インスタに載ってる、このお洒落なやついいな~
と思っても、調光調色のものでないと採用しても意味がありません。
この選択肢なら、この照明がいいかな
でも、この照明のケーブルの色が他のインテリアとは合わない
と、気に入った照明のケーブルの色が他のインテリアとは合わなかったので、自分たちで塗装して使用することにしました。
塗装の方法については、次の記事で紹介したいと思います。
まとめ
どうしても採用したかった、リビングの照明を調光調色したことで圧倒的にメリットの方が多かったです。
最初は、そこまで使用頻度は高くないのではないか、と思っていましたが使い始めてみると結構便利で夜にYouTubeを見たり好きな映画やアニメを見る時に、照明を落として見る時間がお気に入りです。
確かに通常の照明と比べると金額は高くなりますが、それ以上に価値があるように思います。
スイッチを集約することによって、わざわざそこへ行かなければいけないという問題もありますが、Google homeやアレクサなどを併用して使うことによって、より便利な生活にすることも可能です。
照明は何度も交換したりリフォームしたりすることが少ない個所だと思いますので、いいな~と思うのであれば思い切って調光調色を採用してもいいと思います。
その際は、施主支給出来るものは施主支給してコストを抑えるなど工夫してみてくださいね!
ペンダントライトを自分たちで塗装してみたので、ぜひそちらもご覧ください。
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