出かけるときに、出来るだけ荷物を減らしたい。
帰宅してから、荷物の中から毎回鍵を探すのがストレス・・・。
鍵は失くしたら大変だから、出来れば持ち歩きたくない!
そんな人にぜひおすすめしたいのがSwitchbotのbot、通称指ロボット!
荷物を極力減らしたい&よく物を失くす夫が、自宅玄関をスマホで操作できるようにスマートキー化した体験談・方法についてまとめていきます。
- Switchbotを使って、玄関をスマートキー化したい
- 指ロボットの使い方を知りたい
- 使い心地、レビューを聞きたい
という人の参考になれば嬉しいです。
設置は簡単 アプリで設定すれば簡単にスマートキー化できる
我が家の玄関ドアは、ボタンで開閉する電気錠付きの玄関ドアです。
電気錠でも、鍵が近くにあればボタン一つで解錠・施錠もできるので、もともと便利ではあるのですが・・・

鍵を持ち歩くのは面倒・・・スマホで操作したい・・・
という夫の希望で、指ロボットを使って玄関ドアをスマートキー化することにしました。
玄関ドアに指ボットを取り付けてから約2年が経過しましたが、電池交換は年に1回程度。
他にメンテナンスや不具合はなく、問題なく使用することができています。
別の記事にも書きますが、最近は開閉センサーを導入したことによって更に便利になりました。
では、詳しく書いていきたいと思います。
スイッチボットとは?
我が家が玄関ドアに使っているのは、Switchbotのボットという商品です。
このボットという商品は、遠隔操作ができる指ロボットです。
この指ロボットは、物理的なスイッチやボタンを代わりに押してくれる小型ロボットです。
指ロボットでできること
では、この指ロボットで一体何ができるのか。
できることはたくさんあるので、一部のみ紹介します。
- 壁の照明スイッチを押す
- コーヒーメーカーの電源ボタンを押す
- 洗濯機や換気扇のスタートボタンを押す
- パソコンの電源を入れる
- 玄関の電気錠ボタンを押してオートロック操作
などができます。
操作方法
指ロボットを操作するには、いくつかの方法があります。
- スマホアプリで操作
- スケジュール設定(自動で押す)
- 音声操作(Alexa・Googleアシスタント・Siri)※ハブが必要
- センサーと連動して自動操作もOK
外出先や遠隔で操作したい場合はハブが必須
指ロボットを外出先や、遠隔(Bluetoothの範囲外)から操作したい場合には、ハブというアイテムが必要になります。
このハブミニは一体なにかというと、Switchbotの製品をまとめて繋ぐ脳の役割と、家電のリモコン操作を音声やスマホで操作することができるコントローラーの役割を担っています。
Switchbotがおすすめな理由
低価格
玄関自体をスマートキー対応のものにすると、標準ドアとの差額で10万~15万程度はかかります。
リフォームなどの場合は、商品の金額+工賃などもかかると考えると、更に費用が必要になります。
が、ボットを使用すればボットそのものの料金だけ、つまり5000円~1万程度でスマート化することが可能になります。
さらには、ハブミニも導入すると付随して他の家電や他のSwitchbot製品もスマート化することが可能になるので、かんたんにそして低価格でスマートホームを実現することができます。

設置が簡単
さらにおすすめな点が、取り付け工事などは一切不要で設置がかんたんということです。
ボットは、スイッチやボタンの近くに貼り付けるだけなので、壁に穴を開けて固定したりするようなことも一切ありません。

賃貸の人にもおすすめ!
鍵を持ち歩く必要がなくなる
タッチキータイプの鍵は、車の鍵のように厚みがあり、キーケースなどに入れるとかなりかさばります。

夫は出来る限り、スマホひとつで完結させたいタイプ。
荷物を極力減らしたい人にとっては、ボットを使うと鍵を持ち歩く必要がなくなるので大きなメリットになるでしょう。
ボットの取り付け方、設置方法
ボットの取り付け方はかんたんです。
- Switchbotアプリをダウンロードする
- ボットの絶縁シートを抜き取る
- アプリを起動し、検出されたBluetoothデバイスの中にある【ボット】を選択する
- スイッチやボタンの近くに貼り付ける
という簡単な4工程のみ!
実際に取り付けてみると・・・
こんな感じ。
玄関内側の開閉ボタンを押せる位置に設置します。

取り付けのポイント①ボットの高さを合わせる
我が家の玄関ドアの場合、開閉ボタンの周りに凹凸があり、ボットをそのまま取り付けると不安定です。
なので、きちんとボタンを押せるようにボットの貼り付け位置に平らな板を挟めるなどして安定させると良いです。

下でも改めて紹介していますが、我が家は100均やホームセンターなどで売っている涙目を使っています。
取り付けポイント②涙目を貼る
玄関ドアのボタンは、押してみると分かりますが室内灯のスイッチよりも押したときにクッション性があり、柔らかい押し心地です。
ボットをそのままつけてみると、アームがボタンを押しても、ボタンのクッション性のせいでしっかりとボタンを押すことができませんでした。
そこで、ボタン部分に涙目を貼り付けて、指ロボットのアームでもしっかりと押せるようにします。

別に貼り付けるものは涙目でなくても良いのですが、涙目だとシールのように簡単に貼ったり剥がしたりすることができるうえに、ホームセンターや100均などで手軽に入手できるのでオススメです。
遠隔操作するためにハブを使う
上でも少し触れましたが、指ロボット単体でもSwitchbotアプリを使用してドアの開閉は可能です。
ただし、指ロボット単体だけだとBluetoothの届く範囲になるので、玄関ドア付近に立った時のみ操作が可能になります。
・・・あれ?玄関のドア閉めたっけ?

というシチュエーションは誰しも経験があると思いますが、そんな時にもハブミニやハブ2と連動させておけば遠隔操作が可能になります。
上の【操作方法】でも触れましたが、ハブミニもハブ2もスマートリモコンなので、指ロボット以外のSwitchbot製品を紐づけられるのはもちろんのこと、赤外線家電(エアコン、テレビ、照明、スピーカーなどなど)も1つに集約して操作することができるようになります。
ボットを使用する上での注意点
鍵を玄関内側に置いておかなければならない
指ロボットを設置したからと言って、鍵の開閉がスマホ一つで出来るわけではありません。
ボタンを押したときに、玄関が正常に作動しなければならないからです。
本来、鍵を持っていない人が玄関のボタンを押しても勝手に開いたり閉まったりしません。
指ロボットを有効にするためには、玄関内側にボタンを押したときに正常に開閉ができる位置に鍵がなければならないのです。
それぞれのメーカーによって多少差はあるかもしれませんが、我が家の場合はドア側のディップスイッチ(DIPスイッチ)の設定によって、ドアの感度(=どの範囲で鍵が有効になるか)を変更します。
あまり感度を上げて、有効範囲を広くすると鍵を持っていない人間が外側からボタンを押しても開け閉めが出来てしまう・・・という防犯上恐ろしいことになってしまいます。
なので、我が家の場合は感度を一番低く設定して、有効範囲を一番狭い状態にしています。
この状態だと、鍵を持っていない人間・スマホを連携させていない人間が外側からボタンを押しても、ドアが反応することはありません。
鍵の電池消費が早い
鍵を玄関の内側に置いておくと、その鍵の電池の消費が激しくなります。
・・・と言っても、我が家は三年経った今でも電池交換せずに使用できてはいますが。
ただ、ポケットやかばんに入れて通常通りに使用するよりは格段に電池の減りは早くなっているはずなので、注意が必要です。
もし万が一、鍵を持たないまま外出し、帰宅時に玄関を開けようとしたときに鍵の電池が切れていたら・・・
家に入れなくなります。
締め出される可能性のある場面とは
前述したように、鍵の電池が切れてしまった場合、スマホで操作してもドアを開けることはできないので、締め出されます・・・。
また、その他の場合にも締め出しの危険があります。
スマホのバッテリー切れ
これも、鍵を持たずに外出した場合ですが、スマホのバッテリーが切れてしまった場合にも玄関を開ける術がありませんので、締め出されます。
鍵を持たずに外出する際には、スマホのバッテリー切れには十分気をつけましょう。
指ロボットの電池切れ
指ロボットの電池が切れた場合にも、締め出しが起こります。
指ロボットの電池は約2年ほど持つようなのですが、電池が切れる前に交換しておきたいところ。
電池残量については、Switchbotのアプリから確認できるので、交換時期が近づいてきたら確認をすれば、不測の事態にはならなそうです!
なお、ボットの電池はCR2乾電池です。
普段使うような電池とは違うので、予め買ってストックしておきたいです。
ボットの不調
そして予測しづらいのがボットの不調です。
先述したように、ボットの取り付けはシールで貼り付けるだけで簡単です。
我が家では起こったことはありませんが、万が一の可能性を考えたときにボットが剥がれてしまうという可能性もあります。
また、何らかの原因で故障や破損が起こった場合や、うまく反応してくれずにボタンを押してくれない場合などにも締め出しが起こり得ます。
どんな場合にも備えて、スペアキーを準備する
ここまで述べたように色々な可能性が考えられます。
他の家族が在宅の場合や、家族が鍵を持っている場合などにはすぐに解決することが出来ますが、一人暮らしの場合や、誰も鍵を持って外へ出ていない場合は最悪です。
そこで、どんなことが起こっても対応できるようにスペアキーは用意しておいた方が良いでしょう。
スペアキーは、家族にしかわからないような場所に置いておくようにして外に置いておけば、どんなパターンでも解決できます。
応用編:botタグやRFIDタグを使う
長くなってしまったので、簡単に紹介します。
botタグやRFIDタグを玄関の外側の目立たない場所へ貼っておけば、スマホをかざすだけで開け閉めすることが可能になります。
スマホを操作することすらも手間をなくすことで、よりスマート化しますね。
まとめ
玄関がスマートキーだったらもっと便利なのに・・・。
そんな人はぜひSwitchbotの指ロボットを使ってみてください。
鍵の置く場所や有効範囲の設定など、多少注意することはありますが、設置や設定自体はかんたんですぐに導入できると思います。
また、Switchbotの他の便利アイテムを使うことでスマートホーム化も簡単に実現します。
最近になってSwitchbotの開閉センサーを導入したことで更に便利になったので、それについては別の記事でまとめたいと思います。
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