よ~し、色々決めないといけない仕様は決めたから、あとはOKかな
ちょっと待って!外観で施主支給しないといけないもの、あるでしょ!
え~?なんかあったかな?
あるよ~!電気メーターボックスは絶対施主支給したい!
電気メーターボックスとは
電気メーターボックスとは、玄関脇などの外部についているボックス型の機器です。
電気・ガス・水道のメーターが集約しています。
不在時などにも点検・検針しやすいように戸建ての住宅では玄関脇などのチェックしやすい場所に設置することが多いです。
マンションの場合は共有部分に設置しているところも多いようです。
大半のハウスメーカーではデザインの選択肢がない
某有名ハウスメーカーでは、標準仕様でも悪目立ちしないようなメーターボックスを選択できるようです。
ただ我が家が選んだハウスメーカーはもちろん、ほとんどのハウスメーカーの標準仕様ではメーターボックスの色や形などに選択肢はないのが現状。
メーターは電力会社の所有物
買電用のメーターについては、電力会社の所有物の扱いになります。
そのため、設置やメンテナンスについても電力会社の責任のもと行われることになります。
なぜ標準仕様のメーターではダメなのか
では、なぜ標準のメーターではだめなのか。
結論、ダメではありません。
でも、標準仕様のメーターにしたくなかった理由があったのです。
黒い外壁との相性が悪い
だいたいの家では標準仕様のメーターがついているので、それについて見た目が悪いというのもちょっと申し訳ないのですが・・・。
我が家の場合、黒い外壁を採用しているので標準仕様のメーターを採用してしまうと本当に悪目立ちする。
上述したように、電気メーターボックスは玄関脇などの点検・検診しやすいような場所に設置されるため、家の正面などから見た場合にメーターの色だけが目立つのです。
後から交換は面倒
施主支給とか考えるの面倒だし、あとで交換してもらおう
というのではダメなのです。
交換に費用が発生する可能性がある
上で説明したように、メーターは電力会社の所有物になります。
そのため、電力会社の判断で修理したり交換するぶんには費用などは発生しないのですが、私たちの都合でボックスを交換したいから交換してくれ!という場合には手数料などが発生する可能性があります。
自分で交換する、はNG
じゃあ、自分で交換すればいいじゃん
と思うのですが、これはNG。
メーターには封印がされていて、この封印を自分で勝手に外してしまうと契約違反となり、違約金が発生してしまうのです。
そうならないためには、電力会社に封印のやり直しをしてもらうための申請が必要になります。
この時に手数料などとして~5万ほどかかってしまうようです。
設置時点でボックスを支給品にすれば、余計な費用はかからない
では、出来るだけお金をかけずに外壁に合わせたメーターボックスにしたい場合にはどうすればいいのか。
それは、電力会社が設置する時点で施主支給するということ。
その場合には、電力会社からも余計な手数料などは請求されませんので、メーターボックスを購入する費用だけを自己負担すればよいのです。
電気メーターボックスを施主支給する方法
では、私たちはどうやってメーターボックスを施主支給したかというと。
ハウスメーカーの担当者に依頼する
一番確実なのは、ハウスメーカーの担当者に話を通しておくということです。
電気メーターボックスを施主支給したいのですが・・・
分かりました。では、ボックスをお預かりします
という感じで、メーターボックスを自分たちで購入し、それを担当者に託しました。
後日、きちんと電力会社の工事の時に渡してくれたようでメーターの取り付けの際にもきちんと設置されていました。
施主支給をしても手数料などはかからず
上でも言いましたが、ボックスを支給品にしたからといってハウスメーカーや電力会社からは工賃や手数料などは請求されませんでした。
そもそも標準仕様にしていれば、全くお金のかからない個所ではありますが、あとになって
やっぱり外壁の色に合わせたボックスをつけたかった~
と後悔したり、
電力会社に面倒な申請をしたり、手数料で5万程度も払わなければならない・・・
なんて考えたら、初期投資として1万円程度かけるのは全然惜しくないと思います。
実際に取り付けてもらうと
施主支給した我が家のメーターボックスはこちら。
きゃー!掃除しているわけじゃなかったから雨だれのあとがひどい!
見なかったことにしてください。。。笑
道路から見ると
道路など、通行人の角度から見てみると・・・
こんな感じ。
これでも余計な場所が映らないように結構アップで撮っているので、実際はもっと目立ちません。
おすすめのメーターボックス
では、いくつかおすすめのメーターボックスを紹介します。
Panasonic スマートデザインシリーズ
やっぱり一番人気はPanasonicでしょうか。
スタイリッシュなデザインはもちろん、色味もマットブラックでどんな黒い外壁でも馴染むでしょう。
意外と大きく感じるかもしれませんが、外壁と馴染んでしまうので大きさも気になりません。
隠蔽配管用なのもポイント高いです。
全てのスマートメーターにも対応している規格ということなので、まだスマートメーターじゃないよという家庭にもおすすめできる商品。
ちょっと価格はお高めに感じますが、それでもその価値があると思えます。
日動電工 電気メーターボックス
Panasonicよりも少しリーズナブルなのが、日動電工のこれ。
デザインはPanasonic同様にシンプル。
きちんとスマートメーターにも対応しているモデルです。
こちらもモダンブラックで、黒い外壁との相性もばっちり。
ちなみに、モダンブラックと一緒にクラシックゴールドも新色で登場したみたいです。
どんな外観との相性がいいのか、実物を見てみたい気もします。
河村電器産業 ワットメーターボックス
Panasonicの半額程度で購入できるのがこちら。
メーターボックスには特に機能などはなく、そこまでどこのメーカーも大差ないと思います。
みんながPanasonic使ってるから、Panasonicがいい~!という人は別ですが、特にお金をかけるポイントではないかな・・・と思う人でしたら、これがおすすめでしょう。
しっかりメーターも隠せますし、この価格ながらきちんと隠蔽配線にも適合しています。
まとめ
今回は、黒い外壁を選んだ人なら絶対に施主支給してほしい電気メーターボックスについて書きました。
私自身も言われてみなければ、メーターボックスのカラーについて考えたこともありませんでした。
施主支給しないままだったら、今頃標準仕様のボックスがついていたかと思うと・・・(震)
施主支給をしなければ基本的にはお金のかからない場所ではありますが、気軽に交換できるような場所でもないので、後悔するくらいだたったら最初からお金をかけてでも見栄えにこだわった方がいいと思います。
今回は黒い外壁に合わせたボックスを紹介しましたが、ホワイトやゴールドなども色味もあります。
施主支給にすれば見た目もスタイリッシュなものが選べるので、ぜひ一度検討してみてくださいね!
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