家づくりやリフォームを検討中の方で、外構のデザインで悩んでいる人はいませんか?
お洒落な外構にしたいけど、建物とのバランスが難しい…
でも外構のデザインってどこも似たような感じだし…
と悩んでいる人へ、おすすめしたいものがあります!
それは、ヘキサゴンタイルです!
実際に私たちも外構計画をするときに、どんなデザインがいいのか悩みました。
私たちが外構計画をする上で大切にしたこと
外構デザインでは色々な悩みが出てきますよね。
予算とのバランス
まずは予算について。
家づくりをしている皆さんがそうだと思いますが、内装や設備にこだわっていると、どんどん予算も跳ね上がる。
気づくと外構にかけられる費用は限られたものに…なんてことありませんか?
私たちはそうでした。
予算は限られているけれど、庭・門柱・アプローチ・フェンスなどなど…やらなくてはならないこと、やりたいことはたくさんあります。
どこにお金をかけて、どこを妥協するのかが悩みどころでした。
私たちの場合は、
- 人工芝は自分たちで設置する
- フェンスはデザイン性ではなく、コスパのいいものを
- 植栽も後から自分たちで
というところで少し節約をして
- 門柱、アプローチはデザイン性のあるもの
というところにこだわることにしました。
門柱やアプローチは家のアクセントにもなると考えたので、外構の中では少し費用をかけました。
建物とのデザインを統一すること
こだわりたいところにはこだわりつつ、妥協することも必要。
妥協するところは妥協しつつも、建物との調和の取れたデザインや色味にしながら、素材やアイテムを選んでいくことにしました。
我が家は、モダンなデザインにしたので外構デザインも出来るだけモダンなデザインを選ぶようにしました。
面白みがなくならないように、アクセントを入れる
外構デザインで一番難しかったことは、建物の内装デザインを決めるときほど選択肢が多いわけではなく、面白みがなくなってしまうということでした(あくまでも私たちの場合は、ですが…)。
きちんと外構デザインについて、こうしたい!という方向性が決まっていないと、よくありがちなデザインになってします。
そこで私たちはInstagramで色々なデザインを探しているうちに、
こんなデザインいいじゃん!
というものを見つけることができました。
それが、ヘキサゴンタイルを使った玄関アプローチだったのです。
(実際に見つけた画像は、もっと素敵な写真でしたよ…!)
かけられる予算が限られているからこそ、こんなアイテムを取り入れたい!こんなデザインにしたい!という理想があったことで外構デザインが進めやすくなりました。
実際にヘキサゴンタイルっていいな!素敵!と思っても、採用した人の体験談などが自分の時はあまりなかったので、採用してみたいな~と思っている人の参考になれば幸いです。
採用したのは、TOYOのNEUT PAVE HEXA
では、実際に採用したヘキサゴンタイルについて紹介したいと思います。
ニュートペイブ ヘキサは4色展開
これは、実際の我が家の玄関アプローチです。
TOYOのヘキサゴンタイルは全部で4色展開です。
我が家は、ランダムに配置したときに3色の方がバランスがいいかな?と思ったので3色で施工しています。
こちらはTOYOのカタログより。
我が家のアプローチは、4色をランダムに配置しています。
TOYOのカタログに載っている施工事例。
こんなモダンなアプローチだったら素敵だな~と思い、採用を決めました。
一色でも混色でも◎
このヘキサゴンタイルは4色全てを使って、施工事例のようにモザイクにしても素敵です。
が、一色だけを使用してよりシンプルにしても素敵だと思います。
また、六角の形を活かして飛び石のように動きのあるデザインにするのも面白いと思います。
価格・必要量は
では、どれくらいの価格になるのかというと、タイルが必要な量によるので一概には言えません。
ただ、我が家の場合は玄関アプローチとして5mほどの個所を施工するのに、5.5㎡ほどタイルを使用しました。
TOYOのカタログに書かれている情報だと、1㎡に使うタイルは20枚ほど。
1㎡あたりのタイルの価格は25,200円~。
工賃などもあるので、あくまでも参考程度にはなりますが5.5㎡の玄関アプローチの施工で12万ほどでした。
その他の外構工事も併せて、外構工事の費用がかかっておりますので、あくまでも12万という数字はタイル本体の価格と考えた方がいいかもしれません。
外構業者によって、価格は変動すると思いますので見積もりをとるなどして確認してみてください。
ヘキサゴンタイルにして良かったところ
では、実際にヘキサゴンタイルにしてよかったところについて。
形が個性的で周りとかぶりにくい
一番気に入っているところは、周辺の住宅とかぶりにくいということです。
周辺の住宅を見ても、同じようなヘキサゴンのタイルを採用しているところは見たことがありません。
かといって、周囲から浮くような派手なものでもありません。
ヘキサゴンというスタイリッシュな形と、外構に使用してもモダンに見える落ち着いた色味なので、外構のよいアクセントになっていると思います。
(水道メーターの蓋が、どうしてもアプローチ上にしかつけられずとても目立つ…。今後塗装する予定です!!!)
配置の仕方によって見た目の印象が変わる
我が家は、六角形の形を活かしてあえて端は切り揃えずに配置しました。
そのため、動きのあるような視覚的に広がりのあるデザインにすることができました。
逆に規則正しく並べたり、端を切り揃える場合にはよりスタイリッシュで洗練されたデザインにすることもできます。
四角いタイルと比べるとデザインの幅があることが、ヘキサゴンタイルのいいところだと思います。
ヘキサゴンタイルのデメリット
ではデメリットはなにか。
目地の砂が雨などで流れてしまう
我が家が施工した玄関アプローチは、雨などが流れていくように少し傾斜がついています。
タイルの目地は、細かな砂で埋めてもらっているのですが傾斜があるせいで大雨が降ったり、水を流して掃除をしたりすると目地を埋めている砂が流れ出てしまいます。
ただ、2年半が経過していますが砂が流れてしまうことでタイルが割れてしまったり、雑草が生えてきてしまったり・・・などの実害があるわけではありませんので、大して困っているわけではありません。
目地の砂も細かいので、肉眼で見てタイルが砂だらけになっている…!なんて風には見えません。
外構の工事をしたときにも、目地に砂を詰めているが徐々に減ってくるということは予め聞いていたので、減ってきたと思ったら砂を撒いて目地に入れればいいらしいので、今度メンテナンスをしようと思います。
施工に手間がかかる
実際に自分で施工したわけではありませんが、通常の四角いタイルと比較すると施工に手間がかかると思います。
特に、タイルの配置やカットが複雑になるので施工会社によっては工賃が上がる可能性があります。
我が家の場合は、特に工賃が上がったわけではありませんでしたが、採用を検討している場合には一度確認をしてみてください。
そして、我が家のようにランダムでモザイク柄のように配置をしてもらう時には、一色ずつ配置を指定するわけにはいきませんので、施工してくれる人のセンスが問われます。
実際に施工してもらったときには、職人さんを信頼してお任せにはしましたが、時々
配置のバランスは大丈夫かな…
と差し入れを持っていきながら、施工の様子を確認していました(笑)
アプローチなどの場合は、コンクリートなどの土台の上にタイルを乗せて施工するので一度配置を間違えてしまうと簡単には戻せなくなりますので、配置の際には注意が必要になります。
また、タイルにはかなり厚みがあり、重量感もあります。
自分で施工するとなるとかなりの重労働になるだけでなく、先述した通りカットするのもかなり大変になります。
決してDIYが不可能、というわけではありませんが手間のかかる素材であることは間違いないと思います。
まとめ
今回は、玄関アプローチで使用しているヘキサゴンタイル【TOYO ニュートペイブヘキサ―】について紹介しました。
外構デザインでこだわりたかったポイントだったので、建物との雰囲気を合わせながら印象的なアプローチにすることができて大満足です。
ヘキサゴンタイルは、施工事例などを調べると色々な雰囲気の外構があるので、見るととても参考になると思います。
配置の仕方や、使うタイルの色によっても印象を変えることができると思うので、色々な事例を見てみるといいと思います。
タイル自体は他のものと比べると値が張る印象ではありますが、外構計画の中ではどこにお金をかけるのかを取捨選択することが大切になります。
もし、玄関アプローチは印象的でおしゃれなデザインにしたい!と思うのであれば、ぜひヘキサゴンタイルも検討してみてほしいと思います。
その他にも外構デザインに関する記事もありますので、ぜひご覧ください。
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