Xiaomi Smart Band 10 レビュー|シリーズ初のセラミック製!Smart Band 9との違いを徹底比較

購入品レビュー

シャオミから人気のスマートバンドの最新モデルとして、2025年6月27日に「Xiaomi Smart Band 10」を発売しました。

市場想定価格は2025年8月現在で、Standard Editionが6280円(税込)、Ceramic Editionが8680円(税込)ということで、初めてセラミック製も登場しました!

セラミックエディションだけ、価格が高いのでどうしようかな・・・と悩んだのですが、せっかく買うなら新しいものにしてみよう!とセラミックエディションを購入してみました・・・!

  • 9と10の比較をしたい
  • セラミックエディションの使い心地を知りたい

そんな人の役に立てるようにまとめてみました!

Xiaomi Smart Band 10 Ceramic Edition

では、今回奮発して購入してみたセラミックエディションについて。

今までのモデルよりも高級感がある・・・!

Xiaomiのスマートバンドといえば、コスパがいいというイメージが強かったのですが今回のセラミックエディションは今までよりも高級感があります・・・。

箱も今までよりも高級感がある気がする。

付属品

付属品は、本体・説明書・充電器の3点。

明らかに従来のモデルよりも重量感がある・・・!

まず箱から取り出して驚いたのが、重量感。

今までXiaomiのスマートバンドは、mi band5,6 そしてSmart band9と使ってきましたが、今回の10は持った感じが全然違う!

後ほど重さについては詳しく触れたいと思います。

注目ポイントは画面の大きさと明るさ

Smart band10は今までとどこが違うの?

ということが気になると思いますが、簡単にいうと画面が大きくなり、更には画面の明るさが向上し、屋外などでも更に見やすく・使いやすくなったとのこと。

Xiaomiの公式ホームページによると、9と比較すると画面占有率が66%(Smart band 9)から73%(Smart band 10)へと大幅に向上したそう。

9と10を比較してみた

では、気になる従来のモデルとの比較をしていきたいと思います!

今回比較してみるのは、Smart band 9のミッドナイトブラック。

素材は従来モデルでは一般的なアルミニウム合金フレームで、純正のストラップを使用しています。

対するSmart band 10は、上でも紹介したようにセラミックフレームで、純正のストラップを使用しています。

重さは明らかに違いが

まずは、気になる重さから。

どちらも純正のストラップをつけて計量してみます。

まずは、Smart band 9から。

その重さは27g

では、対してSmart band 10のセラミックエディション。

なんと、44g・・・!

たった17gの違いではありますが、持ってみたときのずっしりとした感じは明らかに違いがあったので、実際に重さを測ってみて納得しました。

ちなみに、mi band 6も手元にあったので計ってみると

23gでした。

9と比較すると、6と9とでは画面の大きさが全然違いますがそれでも4g程度の差・・・。

そう考えると、9と10でこれだけの重量の差があるというのは、結構な差と言えそうです。

セラミックエディションなので、ここまでの重さがあるのだと思うので、今までと同じアルミニウム合金のものであれば9と10を比較してもここまでの差はないと思われます。

画面の大きさも比較してみると

次に画面の大きさも比較してみましょう。

(左が9/右が10)

比較するまでは、ほとんど変わらないんじゃ・・・と思っていたのですが、やはり並べてみると大きさも違いがありますね。

10ではベゼル幅が2㎜ということで、確かに言われてみると9よりも更に画面占有率が上がったことが分かります。

ちなみに9は画面の対角線の長さが1.62インチなのに対して、10は1.72インチだそうです。

ちなみに解像度と最大輝度にも違いが

ちなみに、実感としてはあまり分かりませんが解像度と最大輝度にも差があるようです。

解像度
Mi Band 9:192×490 px
Mi Band 10:212×520 px に向上

最大輝度
Mi Band 9:1200 nits
Mi Band 10:1500 nits(約25%アップ)

このへんの数値の差を見ると、やはりディスプレイが広くなり視認性が向上したことがうかがえますね。

その他

その他、公式などの情報を見てみると色々と機能が向上したことがあるようですが・・・

  • 電子コンパスに加えて、9軸モーションセンサー搭載
  • 睡眠効率など詳細解析追加が可能に
  • OSがHyperOS 2.0に

・・・ただ、全ての機能を十分に使いこなせていない私としては、グレードアップした感はあまり分かりませんでした。

実際に使用してみた感想・レビュー

では、実際に使い始めてみて感じたことを正直に書いていこうと思います!

良かった点

まずは、良かった点について。

セラミックのずっしり感、高級感◎

はじめは、セラミックの重さが結構気になるな・・・と思っていたのですが、実際に使ってみると全然気になりませんでした!

セラミックのツヤツヤ感も高級感がありつけていて気分が上がるのと、肌馴染みが良い感じがしてつけているときのサラッとしたフィット感も気に入っています。

画面が見やすく、反応速度も速い

Smart band 9と比較して、そこまで大きな差ではありませんでしたが、今までのものよりも画面が更に大きくなったこともあり、見やすくなりました。

屋外でLINEや電話などの通知が来ても、文字もきちんと見えるのでとても使いやすいです。

従来のものと比べて大きくなった・重くなった・・・と聞くと、日常使いする上では邪魔になるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実際に腕につけて生活してみると今までのスマートバンドと大きく変わるような実感はないので、コンパクトで日常使いしやすいというXiaomiの良さは健在です!

また、画面を操作したときの反応速度も速いです。

6を使っていたときには、画面をスライドするとちょっとしたタイムラグが生じることなどがありましたが、流石は10。

画面をスライドさせてもサクサクと動作します。

バッテリー持ちもよく、充電速度も速い

9と比較すると、バッテリー持ちなどについては大きな差はありません。

ただ、6などと比較するとバッテリー持ちはかなり良くなり、一度フル充電すると二週間ほどは余裕で使うことができます。

充電速度も速く、入浴中などのちょっとした隙間時間に30~40分充電しておくだけでフル充電が可能。

電池がなくなる前に定期的に充電を・・・ということが苦手な人でも、ちょっとした隙間時間に充電が終わるというのは嬉しいと思います。

気になった点

では、ちょっと気になった点について。

スタンダードエディションとの価格差ほどの価値があったか

まずは、従来と同じアルミニウム合金のスタンダードエディションとの価格差について。

一番最初に紹介したようにスタンダードエディションは6,280円、それに対してセラミックエディションは8,680円。

なんと2,400円もの差があります。

2,400円もあれば、交換ストラップも購入できそうです。

スタンダードエディションとセラミックエディションは、材質以外に違いはないので正直ここに差額をかける価値があるかどうか・・・は人それぞれだと思います。

確かにセラミックは日常生活程度では傷がつきにくく、劣化しにくいという大きなメリットはありますが、コスパの良さを取るならセラミックでなくても良さそうです。

セラミックエディションにカラーの選択肢がないこと

そして、セラミックエディションを選ぶうえで悩んだことは、色の選択肢が無いということ。

スタンダードエディションのアルミニウム合金にはカラー展開が3色あり、好みや使うシーンに合わせて好きな色を購入することができるのですが、セラミックエディションにおいては選択肢が白しかない・・・!

シンプルな色ではあるので、似合わない!使いにくい!ということはあまりありませんが、中には

白・・・かぁ・・・

という理由で、セラミックを敬遠する人もいるかもしれません。

今後のモデルで白以外の色が登場すれば、セラミックの選択をする人も更に増えるかもしれません。

セラミックゆえに割れや欠けが起きないか

今までになかった、セラミックという材質ならではのデメリットも考えました。

従来のアルミニウム合金は、

  • 柔らかめの金属なので、こすれると傷がつきやすい
  • 衝撃には比較的強い
  • 軽量で扱いやすい

という特徴がありますが、セラミックは

  • 硬度が非常に高く、日常使用での傷にはとても強い
  • 耐摩耗性に優れており劣化しにくい
  • 強い衝撃や落下に弱く、割れや欠けが起こる可能性がある

という特徴があります。

どちらがいい・悪いということではなく

表面の美しさを長く保ちたいなら、高級感や耐傷性に優れたセラミック

実用性を重視して落とすリスクや衝撃に強いほうがいいなら、アルミニウム合金

生活スタイルや好みに合わせて選択するといいと思います。

アプリでXiaomiアカウント作ることができない問題

・・・とここまで書いていて、すっかり忘れていたことがあります。

スマートバンドを使用するにあたってやらなければならないこと。

スマートバンドをアプリと連動させること、です。

9の時もそうだったのですが、今回も説明書に載っているQRコードを読み取って【Mi Fitness】アプリをダウンロード。

アプリでXiaomiのアカウントを作ることによって、ようやくスマホとバンドがペアリングすることができるのですが・・・

Xiaomiアカウントを作ろうとするとエラーが出てしまう

ということが起きました。

では、どうやって解決したのかというと・・・

AppleストアやPlayストアで直接アプリを検索する

まずは、説明書に載っているQRコードを使ってアプリを起動する、という工程をやめます。

直接、AppleストアやPlayストアで【Mi Fitness】と検索してダウンロードします。

ダウンロードをすると、Xiaomiのアカウントを作る画面が出てきます。

Xiaomi公式HPからGoogleアカウント連携をしてアカウント作成

このときに、Gmailなどのメールアドレスを入力すると【入力したメールアドレスは無効です】と表示が出てエラーになってしまい、うまくアカウントを作ることができませんでした。

前回同様に、Xiaomiの公式ホームページからログインをするようにして、【Googleアカウントとの連携】を選択してアカウントを作ることに成功しました。

なんで毎回こんな面倒な手順を踏まなければアカウントが作れないのか・・・。

9の時にもスムーズにいかなかった記憶があったので、今回も思い出しながら同じことを繰り返しました・・・。

もし同じように困っている人がいれば、ぜひお試しください!

まとめ

Xiaomi Smart Band 10は、これまでのシリーズからさらに進化したスマートバンドでした。

比較して分かったように画面サイズが大きくなり、明るさや視認性も向上したことで、今まで以上に屋外でも快適に使えるようになりました。

また、OSもバージョンアップしたことで健康管理機能や睡眠モニタリングも強化され、毎日のデータがより正確に取れるようになっていることも大きな特徴です。

今回はシリーズ初となるセラミックモデルが登場しましたが、従来と同じアルミニウム合金モデルもラインナップされています。

高級感や傷のつきにくさを重視するならセラミック、軽さや実用性を優先するならアルミニウム合金と、好みに合わせて選べるのも魅力のひとつです。

私は、セラミックエディションを購入しましたが、アルミニウム合金と比較して少々値段は高くなりますが、セラミックならではの高級感のある質感は買ってよかったと思っています!

今までのMi bandやSmart bandからの買い替えを迷っている方はもちろん、初めてスマートバンドを選ぶ方にとっても、Mi Band 10はバランスの取れたコスパのいいモデルです。

デザイン性と機能性を両立した最新モデル、ぜひ一度チェックしてみてください。

以前の記事で、Smart band9についての詳細記事のありますのでぜひ比較してみてはいかがでしょうか。

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