乾太くん、ベストな設置場所はどこ?!

水回り

一軒家に引っ越してきて約1年・・・。

買ってよかった、導入してよかったもの№1を聞かれたら絶対にこう答えるでしょう。

乾太くん!(いや、乾太様と呼びたいくらい重宝してます!!)

ただ、導入するにあたって乾太くんをどこに設置するのかで結構悩みました。

購入を検討している方の中にも同じように悩んでいる人がいるのではないでしょうか。

少しでも同じような方の参考になりますように!

我が家は縦型洗濯機の上に造作台を作って、設置!

もう見出しそのままですが、我が家は洗濯機の上に造作で棚をつけてもらい、そこに乾太くんを設置することにしました。

ちなみに洗濯機も乾太くんも脱衣所にあり、脱衣所スペースは1.8畳です。

物を置いていない空間としては1畳程度かと思います。

写真には写っていませんが、洗濯機の横にはタテヨコ60㎝のカウンターを設置しており、洗濯物を畳めるようなちょっとした作業スペースになっています。

乾太くんの設置を検討した場所

結局私たちは洗濯機上に設置しましたが、その結論に至るまで色々と検討しました。

床に設置し、洗濯機と横並びに

まず検討したのが、洗濯機と横並びにして床置きにするという方法。

よくInstagramなどにアップされているおしゃれな家では、こんな配置にしている家が多いのではないでしょうか。

私たちもそんなおしゃれな家を見て、

 こんなお洒落な家、憧れる~! 

と夢を膨らませていました。

おしゃれで広々とした作業台

横並びに設置をしている多くの場合、洗濯機や乾太くんの上に長いカウンターを設置している場合が多く、おしゃれなのはもちろんのこと、作業台を広くとることが出来て魅力的だな~と思いました。

また、カウンターよりも上は広々と開放感もあるので、空間自体も広くスッキリとしている印象だと思います。

また、乾太くんが床にあることで洗濯機から濡れた洗濯物を取り出し移すときにも、乾燥が終わった衣類を取り出すときにも、高いところに手を伸ばす必要がないところも良さですね。

ただし、この配置にするためには大きな問題があります。

空間を広く取れないと難しさも

最大の問題は、この配置にする場合には広さが必要になるということ。

注文住宅の間取りを検討中の人は分かると思いますが、住宅で何が一番お金がかかるかというと、建物を広くするということ。

一坪増えるだけで、それぞれの坪単価にもよりますが70~90万円ほど簡単に増額してしまいます。

脱衣所やランドリールームなどを重要視している人は良いかもしれませんが、私たちにとっては乾太くんを横並びに置きたいからという理由でそれだけ増額するというのはちょっと無いかなぁ。。。と思いました。

また、洗濯機・乾太くんの上に棚やカウンターを設けてしまうと、カウンター下の空間の広さが決まってしまい、将来的に洗濯機のサイズを変更しようと思ったときに融通が利かなくなってしまう可能性もあります。

我が家は子どもたちが小さいので、将来的に洗濯機がサイズアップする可能性があります。

現時点でのサイズで合わせてしまうと、後々後悔することがあるかもしれないと思い、横並びにはしないことにしました。

乾太くん専用置台に置く

次に検討したのが、乾太くん専用置台に設置するということです。

専用置台というのは、こんな感じ。

置台の高さや、耐荷重によっても金額は多少異なりますが、15,000~30,000円ほどになりそうです。

造作台よりは安価で施工も不要

この置台の何が良いかというと、比較的安価だということ。

決して安い買い物ではありませんが、ハウスメーカーや工務店に乾太くんに対応した造作台や棚をお願いしようとすると、ただの板一枚だけの棚だとしても5万以上取られるということも。

乾太くん自体が結構重たいので、しっかりとした木材で強度も考えなければならないので、やはり結構お金がかかってしまいます。

が、この専用台を使えば3万程度というわけです。

さらにはメーカーの公式品なので、サイズが合わないということや強度が足りないということもありません。

面倒な施工や工事も必要ないので、手間もなく、後から乾太くんを導入しようと考えている人にとってもありがたいアイテムです。

見た目が残念

ただ、なぜ採用しなかったかというと見た目がおしゃれではないという点。

ただでさえ脱衣所やランドリールームは生活感が出てしまいがちなのに、専用置台は生活感が出まくり・・・。

せめて色味がブラックやグレーなどのシックなものがあれば良かったけれど、ホワイトというのも我が家では浮いてしまいそうだったのです。

そして、専用置台を採用したあとに

 やっぱり造作台を作ってもらえば良かった~ 

と思っても、後々になって強度のある造作台を作るというのは簡単なことではありません。

見た目が気に入らないという場合には後で後悔しても遅いので、予算と相談しながらではありますが、造作台をオススメします。

ドラム式洗濯機+造作台

次に検討したのが、見た目も使い勝手も叶えられるこちらの案。

ドラム式洗濯機にすることで、乾太くんの位置が高すぎずに済む

この案のいいところは、ドラム式洗濯機の上に造作台を作ることで乾太くんの位置が高くなりすぎず、洗濯物を取り出したあとにも衣類の移動が楽にできるという点です。

ドラム式洗濯機は高さが100㎝以下のものが多いようなので、乾燥し終わった衣類も、奥の方までしっかり手も届くので、日々使うことを考えると使い勝手も良さそうです。

将来的に縦型洗濯機にするのは難しくなる

ただし、この案のデメリットとしてはドラム式洗濯機の寸法に合わせて造作台を作ってしまうと将来的に縦型洗濯機を購入したいと思っても、置けなくなってしまうということです。

なぜ置けないのかというと、縦型洗濯機の場合は多くの場合フタが上部についています。

フタが開くことを考えると、その分の空間を残して造作台を作らなければならないので、ドラム式洗濯機のように100㎝程度あれば洗濯機が入る・・・というわけではありません。

縦型洗濯機でもフタが折り畳まれるようなタイプもありますが、フタを全開にしなければ洗濯物を取り出せないようなタイプも数多くあります。

フタだけでも50㎝程度はあると思いますので、その分の空間を確保するとなると、ドラム式洗濯機の寸法では絶対に足りません。

なので、この案を採用する場合には将来的に縦型洗濯機を使用することはない!という方でないとオススメできません。

しかし、多くのドラム式洗濯機では乾燥モードが搭載されているのに、乾太くんも重複して必要なのか・・・。

確かに乾太くんのパワーや速さは、ドラム式洗濯機よりもかなり優れていると思います。

が、せっかくドラム式洗濯機を購入するのに、ドラム式洗濯機の乾燥モードは使用しないのか・・・。

ドラム式洗濯機は乾燥モードもついているから価格も高価だと思うので、乾太くんを導入したいがために今後ずっと乾燥モードを使わないドラム式洗濯機を購入するのか・・・と思うと少しもったいない気もします。

一般的に、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比較して洗浄力が落ちるとも言われているので、そのあたりも悩みどころです。

縦型洗濯機+造作台

そこで、やはり縦型洗濯機の上に造作台を作ってもらい、乾太くんを設置しよう!という結論に行き辿り付いたのです。

洗濯機のサイズ変更に対応できる

縦型洗濯機の場合、7㎏の洗濯機と10㎏の洗濯機ではサイズ感はあまり変わらず奥行が多少増す程度でした。

なので、今使用している洗濯機から容量が増えたとしても、寸法が合わずに洗濯機が入らない!といううことはなさそうです。

万が一、ドラム式洗濯機に変えることはあっても、上部に空間が開くだけなので、そのまま使用するか、何か物を置くような空間にしたりすれば使い道もあります。

乾太くんの位置が高くなるので、踏み台は必須

ただし、縦型洗濯機を置くとそのぶん乾太くんの高さが上がってしまうので衣類を出し入れすることを考えると、踏み台は必須になります。

ちなみに我が家の造作台の高さは155㎝の高さにあり、乾太くんの取っ手部分は190㎝ほどの高さになります。

踏み台を使わなくてもある程度は乾太くんの中から取り出すことはできますが、下の方に溜まってしまった衣類や奥の方にある衣類を取ることは出来ません。

毎日使う場所なので、踏み台に登って衣類を取り出して・・・という作業は少し面倒ですし、歳を重ねて、その作業が苦痛ではないか・・・と考えると結構なデメリットかもしれません。

踏み台については、出来るだけ存在感がないものが良かったので折り畳み式を使っています。

この程度のサイズ感だと、使用しないときには折り畳んで洗濯機横に置いておけるので、存在感はありません。

毎日のことなので、衣類を取り出すときに毎回踏み台に登るのは嫌だ・・・という人にはオススメしません。

実際の使い心地と注意点

ここからは、縦型洗濯機の上に乾太くんを置いた場合の使い心地と注意点についてまとめていきます。

踏み台は必須

先述したように、踏み台は必須だと思います。

(身長が190㎝程度あれば問題はないかと思いますが・・・)

洗濯機から乾太くんに入れる時には踏み台なしでも大丈夫ですが、衣類を取り出すときや溜まってしまった糸くずや埃などを掃除するときには無いとキツイと思います。

デラックスタイプなら問題なく使える

我が家はデラックスタイプなので、ゴミを掃除するときには手前に糸くずフィルターがついているので、掃除もそこまで大変だと思ったことはありません

が、従来の糸くずフィルターが内部(一番奥)にあるタイプの場合だと、奥行が60㎝以上はあるので、毎回フィルター掃除が億劫になってしまいそうだな・・・と思います。

造作台はやはりお金がかかる

造作台を作るのは自分ではできません。

板を壁と壁で挟み込むようにして、重さのある乾太くんを乗せても大丈夫なようにしなければならないので、はやりハウスメーカーや工務店にお願いするしか方法がありません。

私たちがお願いした時には、5万程度かかりました。

それぞれのハウスメーカーや工務店によって金額に幅がありそうですが、専用台よりも高くついてしまうのは目に見えています。

見た目はスッキリする

ただ、やはりお金をかけてもやって良かったと思うのは見た目がスッキリとしたということです。

専用台よりも造作台の方がスタイリッシュですし、洗濯機と乾太くんが揃っているので多少生活感はありますがきれいにおさまって良かったと思っています。

まとめ

乾太くんを設置するときに色々と検討をしてみましたが、それぞれにメリットとデメリットがありました。

我が家の場合は、

  • より洗浄力が高い縦型洗濯機を使いたい
  • スタイリッシュな見た目にしたい

ということもあったので4つ目の案を採用しました。

家の広さや脱衣所・ランドリールームにはどのくらいの広さを取れるのか、家族構成や将来の見通し・計画はどうなのか。

こういったことを考えてみると、何を優先したいのかが見えてくると思います。

乾太くんが、どれほど素晴らしいものなのかはここに書くと書ききれないので、別の機会に書きたいと思いますが(笑)、

せっかく導入する乾太くんなので、長く使うことも考えて設置場所を検討してくださいね!

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