標準の玄関ドアは失敗?!手動錠と電気錠の違い

内装

新居を建てる時に、なんでもかんでもオプションをつけたり設備をハイグレードのものにしたり・・・なんて出来ませんよね。

実際私たちも家づくりの際に、色々なイメージを膨らませたりYouTubeやInstagramなどを見て、素敵なお家に住んでいる人の間取りや設備に「いいな~」「真似したいね!」なんて夢を膨らませて話していましたが、

なんでも理想に近づけようとするとお金ばかりかかる!!

結局、優先順位をつけて実現するもの・諦めるものの取捨選択の数々でした。

その中でも、オプションでやってよかった!と思うものを挙げるとすると絶対入ってくるのは

玄関ドアを電子錠(ポケットキー)にして良かった!ということです。

今回は、手動錠と電子錠の違いについて簡単にまとめていきたいと思います。

手動錠と電気錠とは

手動錠はいわゆる普通の鍵穴に鍵を差し込むタイプ

手動錠というのはいわゆる鍵を鍵穴に差し込んで、右に回して開錠するタイプのもの。

一般的なタイプなので、誰しも見かけたことのあるタイプです。

電気錠はメーカーによって種類が豊富

次に電気錠についてですが、一言に電気錠といってもメーカーによって種類がたくさんあります。

今回は、玄関ドアの主要3メーカーの商品について少し調べてみました!

先に結論から言うと、どのメーカーも最近ではアプリを使用することでスマホと連携している商品も増えており、鍵の代わりにスマホを使用できるものや、エリア内であればドアから少し離れていても施開錠が可能なものがあります。

その他にも、リモコンキーはどのメーカーも導入しているほか、鍵を持っていればボタンにタッチすれば良いものや、ハイグレードのものになると近づくだけで良いものもあります。

YKKAP:スマートコントロールキー

まずは、YKKAPでは、タグキーを近づけるだけで開錠が可能。

カードキーなどでは、せっかくの電気錠でも結局かばんの中から鍵を取り出して、ドアに鍵をかざして・・・という手間がありますが、タグキーならその手間もありません。

また、スマートフォン専用アプリをダウンロードすれば、Bluetoothを経由して施開錠することも可能になります。

また、商品によっては顔認証に対応したものもあるので、鍵を持っていれば、ボタンを押した際に顔を認識してかんたんに開け閉めすることができます。

LIXIL:ファミロック、エントリーシステム

リクシルのファミロックというシステムに対応した玄関ドアでは、一人ひとりが使いやすい鍵を選ぶことが可能

同じ玄関ドアでも、スマホ・タグキー・リモコンキー・手動キーを選ぶことができます。

自分はスマホで手軽に開錠したいけど、子どもに持たせるならタグキー、面倒な設定やアプリは使いこなせない人には手動キー、などと使う人に合わせて鍵を選ぶことができるというのは家族で選択肢が広がり、使いやすそうですよね。

もう一つのエントリーシステムでは、①カードをかざす、②電池式タッチキー、③電源式システムキーの3種類から選ぶことができます。

Bluetoothを使用したりするものではないので、前述のファミロックほどの選択肢はありませんが、アプリをダウンロードしたり面倒な設定がないので、シンプルな方が使いやすい!という人にはオススメです。

三協アルミ:eエントリー

三協アルミにもeエントリーというシステムがあります。

対応の商品によって、細かい点で違いがあるのですが三協アルミ電気錠という専用アプリを使うことで、スマホの操作で施開錠が出来たり、スマホをかざすことで開け閉め可能になります。

また、他のメーカー同様にリモコンキーもあるので、スマホなどの設定が難しくてもリモコンひとつで操作可能です。

それぞれ商品によって電池式、電気式と異なり、価格帯も色々なのでぜひ各メーカーのサイトを見て比較してみてください。

電子錠?電気錠?

ちなみに、調べてみると電子錠と記載してあるものや電気錠と書いてあるものもあり、混乱しますが簡単に言うと電源の供給元の違いになります。

電子錠は、いわゆる電池式のもの。

電気錠は、設置するときに電気配線などの工事をして電源をとることによって、電池交換などを必要しないものを指します。

価格の差はどれくらいか?

私たちが、標準ドア(手動錠)からタッチキータイプの電子錠に変更した際には約5万円ほどかかりました。

メーカーのサイトを調べても、スマホ連動ではないタッチキータイプでは手動錠に+5万円程度で出来そうです。

ただし、ハイグレードのものやスマホ連動のものになると+10万円以上はかかりそうです。

手動錠のメリット・デメリット

では、シンプルな手動錠ではどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

シンプルだからこその安心感

電子錠と違い、シンプルな造りだからこそ、電池切れなどの心配はありません

停電などの災害時でも、電気に頼っていないぶん問題なく使用することができます。

また、鍵を紛失してしまったとしても電子錠ほどの多額の金額をかけずに鍵の交換が可能になります。

鍵自体はコンパクト

電子錠では、リモコンキーやタグキーを使用しますが、割と厚みがあり存在感のある鍵になりますが、手動錠の鍵では電池などが不要なぶん鍵のみでコンパクトです。

キーケースなどにつけてもかさばらないのは良いな・・・と思いますね。

毎回毎回の動作が面倒・・・

手動錠を日頃から使っていれば当たり前の鍵を取り出して、鍵穴を回す・・・という一連の行動ですが、一度電気錠に変えて生活してしまうと大きな差になります。

毎回鍵をかばんの中から取り出して、鍵穴に指して・・・

ほんのちょっとのことのように思えますが、比較してしまうと全然違いますね。

電気錠のメリット・デメリット

わざわざ鍵穴を回す手間がない

一番導入してよかったと思うポイントはこれですね。

毎回毎回、鍵を取り出して鍵穴を回す必要がないという点です。

スマホを操作するのか、かざす必要があるのか、ボタンをタッチするだけなのか・・・

採用するメーカーや商品によっては異なりますが、どれを選択しても鍵穴を回すということよりは、各段に手間が省けて良いでしょう。

子どもがいたり、両手に荷物を持っていたりするときに、ボタンを押すだけで開け閉めできるのは、本当に楽です。

毎日使う場所だからこそ、より快適に使用することができるのは大きなメリットですよね。

防犯性が高い。が、自動ならではの欠点も。

次に良いのは、防犯性が高いということです。

一定の時間が経過すると、自動で鍵がロックする機能がついているものもありますし、スマホと連動しているものだと玄関の施錠と開錠の情報がアプリで見れるので安心です。

一方で、自動でロックがかかることで締め出しなどのトラブルも一定数あります。

我が家の場合は、鍵を持たずに外へ出ても自動でロックされることはないので、締め出しなどは起こりませんが、自動設定にしている人は気をつけたいですね。

電気機器ならではの故障も。修理代は高くつく。

電池式のものの場合、だいたい一年ほどで電池交換の必要があります。

我が家の場合、単三電池が8本も必要だったので、交換時期になってそんなに必要?!と驚いた記憶があります。

我が家もつい先日交換したばかりですが、電池がなくなってくるとボタンを押してから若干のタイムラグがありました。

(電池を交換すると反応が断然良くなったので、驚きました。)

電池交換せずに放置しておくと、大きな警報音がなる製品もあるので、突然大きな音が鳴ったらいやですよね・・・(笑)

その他にも電気配線のトラブルや、故障が起こってしまった場合にはスマホで開け閉めが出来なくなってしまう可能性もありますし、カードキーなどの場合では読み取りがうまくいかなくなってしまうケースなどもあるようです。

修理をする場合や、鍵の紛失・追加購入の場合でも、手動錠に比べて多額のお金がかかる点は留意しておきたいですね。

まとめ

今回は手動錠と電気錠についてまとめてみました。

電気錠を導入して一年が経過しましたが、やっぱり導入して良かったとは思っています。

手動錠は手動ならではの良さもありますが、やはり毎日使う場所だからこそ差額が5~10万程度であれば投資しても後悔しないとは思います。

ただ、導入するときに各メーカーで細かな仕様が違ったりアプリの違いなどもありますので、それぞれのライフスタイルに合わせて選択したいですね。

あとは、玄関ドアでもデザインがたくさんあります。

同時に外から見た時には大きな印象の差になりますから、手動錠・電気錠の差もそうですが、家の雰囲気にあったデザインのドアを選びたいものです。

我が家では、予算の都合もありスマホ連動ではないタッチキータイプのものを採用しましたが、お金をかけずにスマホ連動の玄関ドアに変えることができたので次回はその方法について玄関ドアのタッチキー(電子錠)をスマートキー化する方法で書いていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてください☆

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