私たちが線路脇の土地に決めた理由

土地

ゆんです。

今日は、私たちが土地探しを初めてから3か月で線路脇の土地を購入し、家を建てることを決心した理由や他の土地と比較して、どこが良かったかなどを書いていきたいと思います。

同じように土地で悩んでいる方や、線路脇の土地ってどうなんだろう?と思っている方の参考になればと思います!

最後まで読んでいただけると嬉しいです…☆

線路脇の土地、第一印象は…却下!

土地探しをしている人は皆さんだいたいネットでも土地の情報を見ますよね。

私たちも、ハウスメーカーの人に土地を探してもらいつつ、自分たちでもネットで探していました。

そんな時に、目に止まった土地のひとつが線路脇の土地でした。

初めてネットで見たときには、価格は相場よりも安めでしたが、建築条件付きだったので、論外だな…という感じで全く候補にすら上がっていませんでした。

(この時にはU社とは請負契約を結んでおり、あとは土地が見つかれば…という状態。)

ですが、後日U社の営業担当さんから、その線路脇の土地はどうですか?と情報をもらいました。

この時には建築条件が外され、更には最初見た時の価格よりも更に200万ほど安くなっていました!

ですが、画像やグーグルマップなどで現地を確認しても、線路の存在感がすごい…!

正直、こんなにも線路が近いのは…無い(却下!)というのが第一印象でした。

まだ、踏切や電車の音が聞こえる…くらいならまだしも、一生に一度の一軒家なのに、あえて線路脇の土地を選ぶことはないでしょう…!ということと、分譲地のような同世代の子育て世帯が多い地域に憧れを持っていたこともあり、古いコミュニティに入っていくことのハードルの高さを感じていて、この時にはまさか自分が線路脇の土地を選んで家を建てるなんて想像もしていませんでした。

ただ、線路脇の土地だからなのか、周辺の相場よりもかなり安いということと、中心部へのアクセスが良いことから、とりあえず現地を見に行ってみることにしました。

印象は悪かったけれど、とりあえず現地へ行ってみた

中心部からのアクセスも良いということで、とりあえず最低条件は満たしているようだったので現地へ足を運んでみることにしました。

車で向かったのですが、驚きの事実が発覚。

現地へ向かうまでの道、大通りから一本入るとかなり道幅が狭い…!

初めて通る道だから、余計に狭く感じたということもあると思いますが、幅員が4mギリギリ。

しかも、住宅が密集している地域のため圧迫感がすごい

運転が苦手な人や、ランドクルーザーのような大きな車が入るのは結構厳しそう…

(一応どの箇所も幅員4mはあるようで、法律上の道路ではあったのですが…)

線路脇の土地だから、相場よりもかなり安いのか!と思いきや、道路幅が狭いので相場よりも安くなっていたようでした!

いくら中心部から近いといえど、車を使わない生活は考えられなかったので、日々運転することを考えると道幅が狭いというのはかなり致命的でした。

現地へ着いた頃にはこんな土地、絶対にありえない…と思っていたゆんでした。

実際に土地を見ると、四角形で形はきれいなものの、やはり電車が通るとかなり迫力がある

音もかなり大きいし、振動もあるのではないか?電車からの目線も気になる…とマイナスイメージを抱いたまま帰宅することになりました。

不安がいっぱいで却下したい妻 vs 何とかなるから購入したい夫

線路脇の土地だけでなく、他の土地を見た際には必ず夫婦2人で「今回の土地はどうだった?」と話をしています。

(余談になりますが、土地を見たりモデルハウスを見たりする度に夫婦で会話をするとイメージの共有になりますし、自分たちが何を良いと思っているのかを言葉にすると整理しやすいですよね!)

今回の土地を見た時にも振り返って話をしてみましたが、明らかに不安がいっぱいで論外だと思っている私…。

一方夫はというと、

  • 現地に着くまでの道は狭かった
  • 線路は近いものの、慣れれば大丈夫そう
  • 全面道路は袋小路になっており交通量が少なくて良い
  • 土地自体は抜け感があって広さも十分
  • 日当たりも悪くはない

と、確かにクセのある土地ではあるものの許容範囲内、むしろ良い印象だった夫。

完全に意見が対立しました。

そんな時に、以前の記事にも書いた 接道がない土地 が購入できるかもしれないという話が舞い込んできました。

土地は完全に出会いとタイミングの話になるので、この話を逃せば次に条件の合う土地に出会うのはかなり先…もしくは、もう出会えないかもしれない、という気持ちがありました。

土地を見れば見るほど、却下していった土地・良いなと思った土地が比較対象になってしまい、(実際にはもう手放している土地のため比較対象ではないのに)次に出会う土地の方がいいかもしれない、あの時の土地の方が良かった…と決めきれなくなってしまうことも多々あります。

線路脇の土地 or 接道のない土地

意見も対立したまま平行線をたどっていたので、線路脇の土地も、接道のない土地も見送って、土地を決めきれなくなってしまう前に2つの土地を比較してみることにしました。

あくまでも私たちの基準ですが、参考になればと思います。

線路脇の土地接道がない土地
予算○(予算内)△(予算超え)
土地の広さ○(約50坪)◎(約90坪)
周辺道路△(幅員が狭い)△(幅員が狭い・法律上の道路ではない)
周辺の環境△(線路の音)△(向かい側が公営住宅)
治安○(普通)△(治安が悪いと言われている)
災害のリスク○(特になし)×(川が近くにある・浸水の危険性あり)
街並みの雰囲気△(古い家が多い)×(公営住宅が景観を崩している)
公共交通機関○(バス、電車あり)○(最寄り駅徒歩10分以内)
中心部へのアクセス◎(徒歩でも可)○(電車で可)
教育機関へのアクセス△(徒歩20分ほど)○(徒歩10分ほど)
近隣住民○(顔を合わせば挨拶してくれる)?(何度か行ったが会わなかった)
日当たり○(問題なし)○(問題なし)
周辺の商業施設◎(豊富)○(普通)
線路脇の土地接道がない土地

どちらも良いポイントはあったのですが、こうしてまとめてみると線路脇の土地もそこまで悪くないことがわかりました。

線路の音は不安要素ではありましたが、現在住んでいるマンションが新幹線や在来線の線路が近くにある上に、交通量の多い道路に面しており昼夜問わず色々な騒音の中生活していますが、全くストレスを感じていないのが現状です。

線路脇の土地に決めたとしても、すぐに慣れるのではないか、ということと一番は貨物列車の通らない線路だったということが前向きになれた大きな理由でした。

実際、音や振動はどうなのか

実際に現在建築中の家にも行って音や振動を確認していますが、個人的な感覚では窓や扉を閉めた状態であればさほど気にならないと思いました。

実際に生活を始めたら色々な生活音に紛れて、余計に気にならないのではないかと思っています。

振動についても、建築途中ではありますが全くと言っていいほど感じません。

もう少し気になるかな?と思っていたので、これは嬉しい誤算でした。

実際に家が完成したあとにも、詳細を書いてみたいと思っています。

線路脇の土地に決定!

上記のように比較してみると、私たちにとっては合格点だった線路脇の土地。

線路があるということと、たどり着くまでの道幅は少し狭いものの、周辺の土地と比べてもかなり低価格であることが一番の大きな決め手となり、土地の契約をすることに心を決めました。

もう少し土地探しを継続してもいいかな…という気持ちもあったのですが、仙台の地価は上がり続ける一方で高騰が続いています。

(ちなみに上の表では項目として書きませんでしたが、今後の土地の価値や手放す時のことについても比較して考えました。)

線路脇の土地については、中心部へのアクセスが良いため、線路脇であったり幅員が狭いなどのクセはあっても買い手は見つかるだろうという考えになりました。

接道がない土地については、接道がないことで今後建築ができなくなる可能性もゼロではないため買い手がつきにくい可能性や値崩れする恐れもあるかなという考えでした。

このまま予算を変えずに探し続けても、良い土地に巡り会えるとは限りませんし、先述したように線路脇の土地も接道がない土地も、今後土地探しを続ける上で比較対象となり続けるだろうな…と思い、合格点ならば購入しようということにしました。

まとめ

土地を探している時には、何度も足を運んだり他の土地も探しに行ってみたりとかなり時間をかけた感覚でした。

しかし、実際にこう振り返ってみると土地を探し始めてからたった3か月での出来事だったんだなと自分でも驚いています。

ただ、前述した通り土地の購入は出会いとタイミングです。

まだ土地を探して1か月だから…ということではありません。

自分たちが求める、大切にしたい条件は何なのかを考えるとよいと思います。

待てば良い土地に出会えるという確約があれば良いのですが、そうではありませんから、決めきれずに後悔をしたということがないようにしてほしいです。

今回は私たちがどんなポイントで比較したのかを紹介したので、土地探しで迷っている人の参考になればと思います!

…と偉そうに語っていますが、この線路脇の土地。

やはりクセがすごかった。予算オーバーの連続でした。

次回以降、そんな後悔話も書いていきます。

ぜひ見てください…(笑)

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