ゆんです。
今回は、私たちが土地探しをする中で、選ばなかった土地を紹介していきたいと思います!
土地については、書きたいことがたくさんあるので、その中でもこの記事では2つに絞って書いていきたいと思います♫
今回書かなかった土地のことについても、次回以降書いていきますので、お楽しみに\(^o^)/
同じような建物のデザインや間取りはあっても、土地に同じというものは存在しません。
接道の状況や、日の当たり方、土地の形、交通の利便性、都市計画はどうなっているのかなどなど…。
それぞれの条件によって、土地の価格もかなり変わってきます。
私たちは土地探しを始めてから約3か月というスピードで土地を見つけ、契約をしたので土地探しを始めてから決めるまでに早い方だとは思いますので、その間に見てきた土地の中で選ばなかったものについて紹介していきたいと思います!
建築条件付きの土地
まず1つ目は、建築条件付きの土地です。
建築条件付きの土地とは?
建築条件付きの土地とは、その土地に家を建てようとする時に、決められた施工会社(ハウスメーカー・工務店など)で家を建てる契約をすることを前提に、土地を購入することができる土地のことです。
大抵の場合、施工会社は土地の売主か売主が指定した会社になることが多いようです。
家を建てる契約をする、というのはつまり請負契約を結ぶということになりますが、一般的には土地の売買契約をしてから3か月で請負契約をすることになります。
簡単に言い換えれば、土地を購入してから3か月以内に、家の間取りや、外観・内観の仕様を決めて着工できる状態にしなければならないということになります。
建築条件付きの土地を選ばなかった理由
上記にも書きましたが、建築条件付きということは自分で自由に施工会社が選べないというのが最大のデメリットだと思います。
実際に、建築条件付きの土地を購入をした知人がいます。
その知人はハウスメーカーや工務店に特段のこだわりがなく、とにかく良い土地に住みたい!ということで建築条件付きの土地を購入しました。
確かに、施工会社にこだわりがなく、自分の条件に合った土地に住みたいという場合には建築条件付きの土地でも全く問題はないと思います。
ただ、この知人…着工してから後悔をしたと言います。
それはなぜかというと、契約をした施工会社の担当者が最悪だった&施工後もミスが続いているということです。
聞けばこの施工会社、巷では有名な品質の低いメーカーなようで色々な噂を聞き、仕上がりが不安だと言います。
担当者が最悪だった…というのは、営業担当に連絡をしても数日連絡が帰ってこないことは当たり前、さらには依頼したことがきちんと伝わっておらず、仕様変更を余儀なくされた…など聞けば聞くほど、自分が施主だったら不安になりますよね…。
さらには、土地の売買契約を結んでから一定期間内に間取りや仕様を決めなければならない、という条件があることで一生に一度の家づくりなのに、じっくりと考えることができないということもデメリットだと感じたからです。
この点については、ハウスメーカーとの打ち合わせを土地探しと平行して行っている場合、ある程度の間取りや仕様を決めてさえいれば、問題はないと思われます。
ただ、基本的には土地に合わせて間取りを決めるのがセオリーなので、土地を決定しなければ細部のことが決められないことがほとんどだと思いますので、あまり現実的ではないと思います。
建築条件を外す方法はあるのか?
実際、建築条件付きの土地は結構あり、私たちも「いいなあ~」と思った土地はたくさんありました。
建築条件がなければいいのに…と思うことが何度もあったので、一度ハウスメーカーの方に建築条件を外すことはできないのかを聞いたことがありました。
すると

絶対に無理、ということではない…
との曖昧な返答がありました(笑)
どういうことかというと、ハウスメーカー同士の繋がりがあるので、建築条件付き…と書いてある土地でも、そのハウスメーカーの知り合いがいれば、ダメ元で建築条件を外すことができないか、問い合わせることはできるとのことでした。
実際、この営業さんも他社の建築条件付きの土地で、条件を外してもらい、家を建てたことがあるということでした。
しかし、実際にはそんなに簡単にいくことはなく、新しく売り出した土地であったり、すぐ売れそう・人気がありそうな土地であれば建築条件を外すということは無いということです。
また、ハウスメーカーが所有している大きな分譲地だと沢山ある区画の中で、一区画だけを別のハウスメーカーに譲るということは出来ないため、大きな分譲地も建築条件を外すことは難しいと考えた方が良さそうです。
ただ、時間が経てば施工会社が建築条件を外すということが大いにあり得ます。
実際私たちが購入した土地は、もともと別のハウスメーカーが建築条件付きで出していた土地でしたが、しばらく売れずに残っており、建築条件が外れたことで自分たちが希望していたハウスメーカーで建築することができるようになったため、購入をしました。
なので、建築条件付きだから…と一概に諦めるのではなく、時間が経って建築条件が外れることもあることや、場合によっては交渉でなんとかなるかもしれないということもあることを覚えておくと良いかもしれません☆
接道との高低差のある土地
私たちが土地探しをしている時にも、たくさん出会ったのが接道との高低差のある土地です。
一体どのような土地かというと、土地に接している道路よりも、土地が高い位置にあり、階段を設置しなければならないような土地であったり、擁壁などを作られければならないような土地。
また逆に道路よりも土地が低く、道路から車を乗り入れる際にスロープを作らなければならないような土地は、やめたほうがいいと思いました。
接道よりも土地が高い位置にあることの問題点
私が考える問題点は
- 擁壁を作ることに費用がかかる
- 年を取ったときに階段などがあると生活が難しくなる可能性がある
- 土砂崩れ等の危険性がある
が主な理由です。
特に擁壁については、このような

玉石擁壁と呼ばれるような擁壁を採用している家がありますよね。
新しめの家にはほぼ見かけませんが、昔ながらの家であったり街並みの中では見かけることがあります。
このタイプの擁壁は、現在では経年により安全性が保持できないと判断されるため、違反建築や既存不適格とされるため、玉石擁壁の土地を買った場合には補強や改修などが必要なため、例え土地を安く購入したとしても、擁壁の建築費用がかなりかかるものと考えましょう。
また、擁壁は敷地の境界に作られるものが多いですよね。
そのため近隣住民とのトラブルにもなりやすいのが問題です。
基本的には高低差のある土地では、高い土地に住んでいる方が擁壁を作る責任を負いますが、災害などでひびが入ったりすれば、安全性を求められたり、改修などが必要になったりすることもあり、トラブルへと発展することもあるのです。
費用もかかる上に、土砂災害などの危険性もないわけではない…となれば、わざわざそのような土地を好んで買う必要はないな…と私たちは考えました。
接道よりも土地が低い位置にあることの問題点
では逆に、土地が低い位置にあるときにはどんなことが問題かというと
- 雨が降った時には浸水する可能性がある
- 車の乗り入れが面倒
- 人の目線が気になる
が主な理由です。
近年、ゲリラ豪雨など雨による自然災害が増えていますよね。
そのような大雨が降った時には、水は必ず高いところから低い場所へと流れます。
仮に接道よりも自宅が低い位置にあった場合、道路の水が自宅の方へと流れてくることになります。
大雨が降ることを想定して、排水溝などの排水設備を強化したとしても、生活をしていく中で必ず駐車場などにくぼみができたりして、水が溜まる場所が出てきてしまいます。
そうすると浸水したり、エコキュートやエアコンの室外機などの設備が壊れたりする可能性が出てきます。
雨が降る度に、そのような不安と隣合わせというのは、辛いですよね。
また、道路の方が高い位置にあるということは、道をゆく人の視線も問題になってきます。
通常であれば道路と同じ高さであるか、もしくはそれよりも高い位置に住宅があることがほとんどですが、住宅が道路よりも低い位置にあることで、リビングの中であったり二階のバルコニーであったり、家の中で生活する上で他人に見られたくない生活エリアが、人の目に触れてしまう可能性が高くなります。
そして、普段車を使う人であれば、道路から自宅へと乗り入れる場合、高低差があれば車が入れるようにスロープをつけなければ車が入ることができないので、そのための費用がかかることにもなります。
接道よりも高い位置にある土地と同様に、色々なデメリットがあり費用がかかることも分かりきっているので、土地探しをする上ではこのように高低差のある土地は候補から外して探していました。
まとめ
今回は『私たちが選ばなかった土地』として、2つを紹介しました。
毎回のことではありますが、あくまでも私たちだったら選ばない…というものですので、参考までに(^^)
建築条件付きの土地でも、接道との高低差がある土地でも、それぞれが抱えるデメリットもきちんと理解した上で、それでも良い土地!と思える土地ならば問題ないと思います。
購入したあとに、こんなはずじゃなかった…!と後悔しないためにも、色々な情報や土地と比較しながら、良い土地との出会いがあるといいですね!
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